2024年9月3日(アラブ首長国連邦・現地時間)、日産の子会社である中東日産は、本格オフローダー「パトロール」のフルモデルチェンジを発表。大胆なデザインと、パワフルなV6ツインターボエンジンと、シームレスなインフォテイメント、プレミアムなインテリアで、その存在感を強烈にアピールする1台だ。

最高出力425psの3.5L V6ターボエンジンを搭載。ドライブモードは6種類

心臓部は、新型3.5L V6ターボエンジン(最大出力425ps/最大トルク700Nm)。これは、従来の5.6L V8エンジンと比較して最高出力で7%、最大トルクで25%向上している。あわせて、燃費も大幅に改善しているという。組み合わされるトランスミッションは9速ATだ。

画像: 「アダプティブ エアサスペンションシステム」を標準装備。搭載の「プロパイロット」は、中東地域初お披露目となる。

「アダプティブ エアサスペンションシステム」を標準装備。搭載の「プロパイロット」は、中東地域初お披露目となる。

走行性能面では、「アダプティブ エアサスペンションシステム」が標準で装備される。通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時は車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしの利便性に寄与してくれる。もちろん、ラフロードなどで活躍が期待できるアイテムでもある。

ドライブモードは、標準、砂地、岩場、轍、エコ、スポーツの6つ。日産初採用の4WDトランスファーモードインターロックシステムにより、いたって滑らかなモードの切り替えができるようになったという。

運転支援技術については、「プロパイロット」が中東地域で初めて採用となった。車速調整や車線維持に加え、ナビゲーションデータを活用してカーブやインターチェンジでの車速を自動調整する機能も備えている。

新型日産「パトロール」は、2024年11月1日からアラブ首長国連邦、サウジアラビア、および中東地域の日産のパートナーの販売店で販売が開始される予定だ。メーカー希望小売価格は6万5000USD(約942万5000円)となる。

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