サイズ感と存在感のバランスが絶妙。機能性も徹底追求

発表会場に展示されたアベンジャーは、写真で考えていたよりもはるかにマッシブで精悍な印象を感じさせるエクステリアデザインでした。とくにフェンダーまわりのプレスラインは凹凸をうまく重ねることで、実際のディメンジョン以上に車体を大きく見せる効果があるようです。

画像: ジェリー缶のデザインからインスパイアされたという「X」のシグネチャー・ライトを採用。

ジェリー缶のデザインからインスパイアされたという「X」のシグネチャー・ライトを採用。

大径タイヤの採用に加えアーチ部とのクリアランスを最適化することで、重厚感と軽快感をバランスよく表現。レネゲードよりも約150mm短い全長に加え、前後ともにショートオーバーハングを徹底することで、サイズ的にも視覚的にも「取り回しのしやすさ」を強調しています。

ジープ ファミリーの「アイコン」とも言える7スロットグリルを採用していますが、意匠はより「テック感」を強調している、とのこと。万が一の衝突時にヘッドランプを保護するために、やや前面に配置されています。

フローティングCピラーや、レネゲード譲りのXのシグネチャー・ライトなども含めて「らしさ」をしっかり抑えながらも、着実な進化を実感させるアピアランスと言えるでしょう。

画像: インターフェイスは非常にスタイリッシュで都会的。センターコンソールに10.25インチのオーディオナビゲーションシステムを配置。Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応できる。

インターフェイスは非常にスタイリッシュで都会的。センターコンソールに10.25インチのオーディオナビゲーションシステムを配置。Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応できる。

インテリアは「Design to function(機能性を考慮したデザイン)」を強く意識しています。とくに収納スペースが豊富で、ダッシュボード下部や大型センターコンソール(仕切りの取り外しが可能)およびドアポケットなど、計約26Lのスペースが確保されました。

コネクティビティとしては、10.25インチ オーディオナビゲーションシステムがApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応したことがニュースでしょう。「ジープ・モバイル・アプリ」を使用することで、車の位置を特定、リモートでドアのロックやアンロック、バッテリー残量の確認などが可能できるなど、一歩進んだオーナーサポートの体制が整えられています。

ちなみにボディカラーは、ジープ・ブランドとして新色の「サン」および人気の「グラナイト」、「ボルケーノ」、「スノー」の4色を設定。インテリアカラーは基本、ブラック一色ですが、ローンチエディションではボディカラーと同色のイエローダッシュボードが装備されます。

This article is a sponsored article by
''.