「スーパーカー」は、スーパースポーツカーだけではない。ひとことで表せば、「夢を与えてくれるような存在」だ。ここでは、国内外のそんな魅力あるモデルたちを簡単に紹介していこう。今回は、ケータハム プロジェクトV(CATERHAM PROJECT V)だ。

ヤマハとの協業でプロジェクトは進行中

画像: リアアクスルに搭載された最高出力200kW(272ps)のシングルモーターで後輪を駆動する。

リアアクスルに搭載された最高出力200kW(272ps)のシングルモーターで後輪を駆動する。

スーパーセブンを作り続けているケータハムカーズの新たなプロジェクトが、この軽量EVクーペ「プロジェクトV」だ。最初からEVとして設計され、コンパクトだがネオクラシカルなスタイリングは、同社のチーフデザイナーであるアンソニー・ジャナレリがイタルデザインの協力で手がけている。リアに+1のシートも備える(オプションで+2も可)。

リアアクスルに200kWを発生するモーターを搭載し、駆動用バッテリーは55kWhのリチウムイオン電池。0→100km/h加速は4.5秒未満、最高速度は230km/h、WLTP航続距離は400kmが目標値だ。最近、ヤマハとの協業により、ヤマハが専用の電動パワートレーンを開発するという発表があった。これを搭載したプロトタイプは2025年には完成する予定だ。

ケータハム プロジェクトV(プロトタイプ) 主要諸元

●全長:4255mm
●全幅:1893mm
●全高:1226mm
●ホイールベース:2581mm
●車両重量:1190kg未満(目標)
●駆動方式:RWD
●モーター最高出力:200kW(272ps)
●モーター最大トルク:未発表
●トランスミッション:8速AT
●0→100km/h加速:4.5秒未満(目標)
●最高速:230km/h(目標)
●WLTP航続距離:400km(目標)

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