MINIが初めて完全電動ジョン・クーパー・ワークスモデルを発表した。3ドアモデルのジョンクーパーワークス・エレクトリックとクロスオーバーモデルのジョンクーパーワークス・エースマンに最高出力258馬力を誇る電動パワートレインを搭載。レースにインスパイアされたサスペンション技術と充実した標準装備を組み合わせた新しい完全電動ジョン・クーパー・ワークスモデルが誕生した。
そのコンビネーションはまさに「ゴーカート」
60年以上モータースポーツとともに進化を果たしてきたMINI。そんな歴史のある伝統のモデルに新たに2モデル加わったことが2024年10月14日から10月20日に開催されるパリモーターショーに合わせて発表された。
ジョンクーパーワークス・エレクトリックとジョンクーパーワークス・エースマンは、どちらも最大190kW(258馬力)のパワーを誇り、クラス最高の加速性能と最高速度を実現。エレクトリックは0-100km/hをわずか5.9秒、エースマンは6.4秒で到達する。両モデルは最高速度200km/h、システムトルク350Nmを実現。高電圧バッテリーはそれぞれ54.2kWh(総量)のエネルギー容量を持ち、航続距離はエレクトリックは最大371km、エースマンは最大355kmとなっている。
強力な電力供給を可能にする革新的な電動ブースト機能が含まれており、ドライバーはスポーツステアリングホイールのブーストパドルを押すことで、ゴーカートモードを起動可能。さらに20kWの電力が供給され、独特の高加速ドライビングが楽しめる。
高性能でグリップ力の高いタイヤが標準装備。白いJCWロゴがあしらわれた強力なブレーキシステムにより、正確で安全な減速が保証されている。
空力特性が最適化されたホイールデザインは、MINI John Cooper Works Electricでは18インチ、MINI John Cooper Works Acemanでは19インチでのみ利用可能だ。