ブリヂストンは2024年11月5日、東京都小平市にあるBridgestone Innovation Gallery(ブリヂストン イノベーション ギャラリー・以下、BIG)をリニューアルオープンすると発表した。

モータースポーツをより身近に感じられるリニューアルを実施

主なリニューアル内容は、以下のとおりだ。

①エントランス展示の設置

BIGのエントランスを大幅にリニューアルし、ブリヂストンブランド及びファイアストンブランドとして米国をはじめ世界を舞台に「極限への挑戦」を続けるブリヂストンの情熱を支えたシンボルであるマシンを展示。グローバルモータースポーツを支える「極限への挑戦」、その迫力を体感することができる。

画像: ブリヂストンブランドで1997年より参戦したモータースポーツの最高峰のF1(R)への挑戦を支えたテストマシン

ブリヂストンブランドで1997年より参戦したモータースポーツの最高峰のF1(R)への挑戦を支えたテストマシン

画像: ファイアストンブランドで1911年の第1回開催から参戦。1970年代初旬に一度撤退も、Patrick Racingによるタイヤ開発協力の下、1995年にこのカラーリングで復帰を果たした。

ファイアストンブランドで1911年の第1回開催から参戦。1970年代初旬に一度撤退も、Patrick Racingによるタイヤ開発協力の下、1995年にこのカラーリングで復帰を果たした。

②Motorsport Gallery(モータースポーツギャラリー)

新設されたモータースポーツギャラリーでは、まずブリヂストンモータースポーツ活動60年の歩みを時系列に紹介している。その向かい側には、2008年にブリヂストンのF1への参戦200戦目を記念して特別に製作されたタイヤなど、ブリヂストンモータースポーツの歴史を築いてきたタイヤの現物を展示している。

画像: ブリヂストンモータースポーツの歴史を築いてきた記念タイヤ(F1参戦200戦記念タイヤ、2017年佐藤琢磨選手INDY500優勝タイヤ、2007年MotoGPチャンピオンタイヤなど)

ブリヂストンモータースポーツの歴史を築いてきた記念タイヤ(F1参戦200戦記念タイヤ、2017年佐藤琢磨選手INDY500優勝タイヤ、2007年MotoGPチャンピオンタイヤなど)

さらにその先には、ブリヂストンのモータースポーツ活動60周年を迎えた2023年を「進化(TURN)」と捉え、次のステージへ向けた「サステナブルなプレミアムブランド」へ進化を図る同社の取り組みを紹介している。

具体的な事例として、再生可能資源の拡充・資源の多様化を図るグアユール由来の天然ゴムを使用したINDYCARのタイヤ、「EV時代の新たなプレミアム」と位置付ける「ENLITEN」技術を搭載したBridgestone World Solar Challenge(ブリヂストン ワールド ソーラー チャレンジ)のタイヤを展示。

さらに、2026-2027シーズンから単独タイヤサプライヤーとして参画するABB FIAフォーミュラE選手権を視野に、サステナブルなグローバルモータースポーツを表現したコンセプトタイヤモデルも展示している。

最新のソーラーカーの模型、一部モータースポーツ活動で使用しているグアユールの実物大の模型などもあわせて見ることができ、ブリヂストンが挑戦するサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を体感することができる。

画像: サステナブルなグローバルモータースポーツ活動「走る実験室」(BWSC、グアユールを使用したINDYCARタイヤなど)

サステナブルなグローバルモータースポーツ活動「走る実験室」(BWSC、グアユールを使用したINDYCARタイヤなど)

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