2024年11月8日、ヒョンデ モビリティ ジャパンは同日開催された「ヒョンデ ビズデイ(Hyundai Biz. Day)」においてマイナーチェンジされた「アイオニック5(IONIQ 5)」を発表し、販売を開始した。

ユーザーの声をフィードバックして改良を施す

画像: 2021年のデビュー以来、世界で34万台以上を販売したヒョンデのフラッグシップEV「アイオニック5」。

2021年のデビュー以来、世界で34万台以上を販売したヒョンデのフラッグシップEV「アイオニック5」。

2022年2月に日本再参入を果たしたヒョンデ。それから約2年半を経て、現在までの販売台数は約1500台。オンラインによる販売が中心のため、台数が伸びにくいのが難しいところだが、①持続可能なモビリティ、②世界最高水準の品質と安心、③快適な購入体験を日本のユーザーへの約束として、販売拡大を目指している。

現在、日本市場での主なラインナップは、コンパクトSUVの「コナ(KONA)」とフラッグシップとなる「アイオニック5」のEV2車種だが、今回、アイオニック5がマイナーチェンジされた。

1974年にジウジアーロがデザインしたコンセプトカー「ヒョンデ ポニークーペ」をオマージュして2019年に登場した「45 EVコンセプト」をほぼそのまま2021年に市販化したのが、このアイオニック5だ。以来、累計販売台数は34万台を超え、世界各国でさまざまな賞を受賞している。今回、今までのユーザーの声などを反映した改良が施された。

まず、800V級の充電システムを採用し、バッテリー容量を84kWhに増大。さらに第4世代のバッテリーセルを搭載し、一充電走行距離(WLTCモード)は最大703kmを実現している。モーターの最高出力も、2WD(RWD)は168kW、AWDは239kWにアップした。ドライブモードもエコ/ノーマル/スポーツに加えて自分でカスタマイズできる「マイドライブ」が加わった。

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