電動コンパクトSUVの「インスター」も2025年春に導入予定
インテリアでは車内の利便性を向上させ、スマートフォンはワイヤレスで接続が可能。またワイヤレス充電やシートベンチレーション&ヒーターのスイッチをセンターコンソール上部に配置するなど、使いやすくしている。またモーターの制御や遮音性を高めることで、従来型より静粛性を高めている。
上級モデルのラウンジには、ビルトインフロントカメラとリアビューカメラを活用したドライブレコーダー機能を搭載。さらに、スマートフォンやスマートウオッチをクルマのキーとできるデジタルキー機能も備わっている。
エクステリアは従来型と大きくは変わらないが、フロントバンパー下部をダイナミックなデザインに変更し、リアバンパー下部もそれに呼応するデザインとして、動的性能を主張している。車両価格(税込)は、ボヤージ(RWD)の523万6000円からラウンジ(AWD)の613万8000円と、バッテリー容量は15%以上アップさせながら、価格上昇は3%ほどにおさえている。
なお、ヒョンデ モビリティ ジャパンでは2024年夏に発表された電動コンパクトSUVの「インスター(INSTER)」を2025年春には日本に導入する予定だ。アイオニック5、コナ、そしてインスターの3本柱を中心に、5年後の2029年には現在の10倍以上の年間販売台数を目指している。
ヒョンデ アイオニック5 ラウンジ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4655×1890×1645mm
●ホイールベース:3000mm
●車両重量:2060kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:168kW(229ps)/4600-9200rpm
●最大トルク:350Nm(35.6kgm)/0−4000rpm
●バッテリー総電力量:84kWh
●WLTCモード航続距離:703km
●駆動方式:RWD
●タイヤサイズ:235/55R19
●車両価格(税込):574万2000円