国立競技場がきらびやかな「お披露目ステージ」に
オーナーはもちろんファンにとっても年に一度の「特別な日」・・・「ランボルギーニ・デイJapan」が2024年11月29日(金)、華やかに開催されました。
日本では、フェルッチオ・ランボルギーニ生誕100周年とミウラ誕生50周年を祝った「第1回(2016年)」から、コロナ禍で中止された2020年を除いて毎年催されてきたもので、今年で8回目を迎えることになります。
2024年の会場となったのは、2020年東京オリンピックに際して建設された新しい国立競技場です。ここでまずはメディア向けに、最新モデル「テメラリオ」がアジアプレミアとなったのですが・・・特設会場へとつながるエントランスをくぐった瞬間からそこに展開された「Lamborghini World」の濃密さに、まずは圧倒されてしまいました。
競技場内の通路などには400GT、エスパーダ、ウラッコ、ジャルパといっためったにお目にかかれないヘリテージモデルをはじめ、30台のクラシックカーを展示。レヴエルトやウルス、ウラカンといった現行モデルとともに、シアンやカウンタックLPI800-4などひときわ特別なマシンたちもずらりと並んでお出迎えしてくれます。
豪華な「オールスターズ」にも圧倒されましたが、さらに驚かされたのは、実際に壇上でプレゼンを行った出席メンバーの豪華さでした。
ステージではまずHead of Automobili Lamborghini Japanのダビデ・スフレコラ氏があいさつ、続いてアウトモビリ・ランボルギーニのChairman兼CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏が登壇し、グローバルでの好調なセールス状況を語りました。
さらにアンヴェールされたテメラリオを前に、Product Line Directorであるパオロ・ラチェッティ氏と、DesignDirectorのミィティア・ポルケルト氏がハードとデザイン、それぞれの魅力を解説。フォトセッションを経て撮影タイムとなりましたが、かなりの広さがあるステージ上はカメラを抱えたメディア関係者で埋め尽くされていました。
もっとも、まだ日の高いうちに開催されたメディア向けのお披露目会はある意味、「前座」だったと言えるかもしれません。この日の本当の主役は、ランボルギーニにとってももっとも大切な存在であるリアルオーナーたちでしょう。メインイベントはかなり日が傾いた夕方ごろ、彼らとその愛車が参加するパレードランから始まります。