それは10年ほど前のこと。「スタイルも走りも気に入った!」のに買わなかったごくごく普通の国産コンパクトカーがありました。スーパーカーでも希少車でもないけれど、ささやかな残念無念にリベンジすべく中古車を購入、改めて愛車として付き合ってみたらこれがなかなか・・・「ちょいふる」なクルマと過ごす「ジョイフル」な物語、「はじめます」の「第0章」みたいなお話です。

環境に優しいクルマであるために「クリーニング」を忘れずに

それよりもネガティブポイント筆頭は、やはりディーゼルのノイズでしょうか。経年ゆえでしょうが内装材と共鳴するポイントもあり、ガソリンエンジンとは少し違った質の「音」は、好みが分かれるところかもしれません。

画像: 最近は見た目も大きなデジタルディスプレイが主流だが、凝縮された機能性にはまた独特の上質感、スポーティ感が漂う。ただしマツダ コネクトはやはり少々クセが強かったかもしれない。慣れと言えば、慣れ。

最近は見た目も大きなデジタルディスプレイが主流だが、凝縮された機能性にはまた独特の上質感、スポーティ感が漂う。ただしマツダ コネクトはやはり少々クセが強かったかもしれない。慣れと言えば、慣れ。

画像2: 10年前に一目ぼれしたディーゼルコンパクトを今さら愛車にしてみたら、ただ懐かしいだけじゃなかった【旧車系新企画「ちょいふるジョイフル」はじめます② スタッフブログ特別編】

人間中心のパッケージング

アクセルペダルのオルガンペダル化は大正解。自然に足を伸ばした位置にあるので、長時間のドライブでも疲れにくい。各操作系は正しい姿勢を優先に配置、快適かつフィット感に優れたシートと相まって、運転に集中できる環境が整えられている。

またこの世代のマツダ車に関して言えば、「マツコネ」にじゃっかんの不安感を覚える人もいるかもしれません。我が家ではナビゲーションアプリは家族の好みで利用せず、スマホ経由でGOOGLEさんに頼っています。有料のバージョンアップをすれば、いろいろとエンタメ系の進化も楽しめるようです。お試しあれ。

我が家のデミオ君の走行距離は着実に8万5000kmを越えましたが、今のところ不具合はなし。ただしこの世代のスカイアクティブディーゼルのお約束として、そろそろ「カーボンクリーニングサービス」は考えておいた方がよさそうです。作業内容にもよりますが、ディーラー系(関西マツダ)の作業工賃は6万7800円~でした。

それにしても乗りやすさといい平均値でリッター20kmを下回ることはない燃費といい、そもそもの軽油の安さといい、ディーゼルは一度なじむとなかなか離れられません。もしかしてこれもまた「沼る」の一種?感性的にも実用的にもかなり幸せになれること、請け合います。

さて、今回はかねてからお気に入りだったクルマのリベンジライフをご紹介しましたが、次回【「ちょいふるジョイフル」はじめます③】は自虐的に、かなり嫌いだったクルマへの懺悔ライフを告白させていただこうと思います。

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