「もっといいGRヤリス」は、直4 2Lターボを「中心配置」
TGRの「使命」ともいうべき「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」が、GRヤリスという素材をもとに、さらなるパワーアップを果たします。ニュルブルクリンク耐久シリーズ、スーパー耐久シリーズ（以下S耐）に参戦する新開発8速AT「GR-DAT」を 搭載した進化型GRヤリスに加え、市販化を期待したい仕様が2タイプ、紹介されています。
「GRヤリス M コンセプト」は、レースという極限の環境下で「壊しては直す」をくり返し、モリゾウやプロドライバー、ジェントルマンドライバーなどからのフィードバックを反映する「ドライバーファーストのクルマづくり」を実践。
そのひとつ、GRヤリスの更なる可能性を追求するためにS耐に参戦するのが、「GRヤリスMコンセプト」。これは開発中の直列４気筒2.0Lターボエンジンを、なんとミッドマウントしたスペシャルマシンです。TGRが取り組む「ドライバーファーストのクルマづくり」の象徴的なモデルと言えるでしょう。
もうひとつの「GRヤリス エアロパッケージ」は、プロドライバーとともに目標とする性能に一切の妥協を許さず開発し続けているエアロパーツを搭載したコンセプトモデルです。走行シーンに合わせて角度が調整できる『可変式リヤウィング』等計６点のパーツを搭載、空力性能・操縦安定性を追求するだけでなく、デザイン性でも圧倒的な注目を集める強い存在感を発揮しています。
このほか、屋外展示場ではGRカローラRallyコンセプト（1月12日に展示）、GR Yaris Rally2 、Celica GT-FOUR ST185といった、新旧のラリーマシンがデモランを実施。会期中にはドライバー、エンジニアなどによるトークショーや、デモランを行う予定です。
モータースポーツやサーキット評価の現場で出た課題一つひとつに向き合い開発してきた空力パッケージの集大成と言える「GRヤリス エアロパッケージ（プロトタイプ）」。
