TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2025年1月10日から12日の3日間、幕張メッセ(千葉市)で開催される東京オートサロン 2025に出展。衝撃的ミッドシップGRヤリスをはじめ、ニュルブルクリンクにおけるクルマづくりの原点「種まき」とモータースポーツがもたらす「果実」、そして愛車を長く楽しむライフスタイルという新しい「収穫」を多彩な車両、部品などの展示を通して紹介します。
愛車とのながーいお付き合いを支える取り組みが加速
スポーツカー好きとして注目したいのが、GR86ソフトウェアアップグレードという新サービスでしょう。
2024年に実施された一部改良では、GR86を用いて参戦を継続している様々なモータースポーツからの学びを反映。レースという極限の環境でクルマを鍛えるプロドライバーからのフィードバックを生かして、「GRらしい走りの味」に磨きをかけました。
その際にスロットル特性の変更(MT)、ダウンシフト操作時における許容領域の拡大(AT)などの改良を実施しています。そうした、アクセルレスポンス向上や素早いシフトダウンを可能にするなどの進化した走りを、一部改良前からのユーザー向にも楽しんでもらいたい、というのが「ソフトウェアアップグレード“GR86 PERFORMANCE SOFTWARE for MT”/ “GR86PERFORMANCE SOFTWARE for AT”」です。
アップグレードソフトは2025年春からGRGarageで販売。対象は2021年10月〜2024年7月までに生産されたGR86となります。
もうひとつ、「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というクルマ好きの想いに応える「GRヘリテージパーツプロジェクト」が、さらに対応車種を広げていきます。既に廃版となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組みは、2025年に70/80スープラ、AE86、ランクル40など7車種25品目の発売を予定。その一部が会場にて展示されます。
こうした、愛車の進化をサポートし続ける取り組みは、SDGs的な視点からも、これからますます重要になっていくことでしょう。