2025年1月28日、レクサスはワールドサーフリーグ(以下、WSL)と複数年にわたるパートナーシップの拡大を発表。あわせてコンセプトカーの「レクサス サーフLX」も発表した。
レクサス サーフLXの特徴
コラピントは「このクルマは単なるSUVではなく、あらゆるサーファーが望み、必要とするパワーと汎用性を備えて、冒険のために作られています」と語る。
エクステリアでは、海の波と砂浜の相互作用をエコーする印象的なマットブルーで外装を仕上げ、白いルーフラインに黒いアクセントが効果的だ。足まわりではグレーの20インチ カスタムホイールに外径33インチのオールテレーンタイヤを組み合わせる。インテリアには本革を多用しているが、内外装とも砂や海水などに耐えられるものであることを保証している。
ラゲッジスペースはサーファー向けにカスタマイズ。スライドアウトできるカーゴストレージ、サーフボードラック、内蔵クーラー、ワックステーブルなどを装備している。ウエットスーツやタオル、ワックス、日焼け止めなどのサーファーに必須の装備を保管するために換気されたコンパートメントもあり、整理整頓されたラゲッジスペースには臭いがこもらない。
リアラダー(ハシゴ)にはLED照明がついており、ルーフラックに簡単にアクセスできるので、日の出前や日没後のサーフィンセッションには最適だ。
このレクサス サーフLXはコンセプトカーだから、発売されるかは微妙なところ。日本仕様でも車両価格は1250万円(税込)からというLXだから、特別仕様車で発売したとしても、けっこうなプライスタグが付くことになるだろう。
それなら「サーフ」のサブネームで思い出される「ハイラックス」に、これらの装備を搭載して「ハイラックス サーフ」を復活させたら、かなり人気を集めそうに思えるのだが・・・。トヨタ&レクサスに、ぜひ検討してもらいたいところだ。