アウディAGは2025年4月23日、中国の合弁パートナーであるFAW(第一汽車)およびSAIC(上海汽車)との共同ブースで、中国市場向けの新しいロングホイールベースモデル4車種を発表した。
革新のプラットフォームを投入して中国市場に新型車を続々投入
アウディが上海モーターショー2025で初公開したロングホイールベース「L」モデルは、アウディA5L、A5Lスポーツバック、Q5L、A6L e-tronの4車種だ。
プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)、プレミアム・プラットフォーム・コンバッション(PPC)、そしてアウディモデル向けにSAICと共同開発したアドバンスト・デジタイズド・プラットフォーム(ADP)により、これらのラインナップは駆動方式に柔軟に対応しており、さらにデジタル化を進めていく。
アウディ Q5L

アウディQ5のロングホイールベースモデルとなるQ5Lは、中国専売モデルとなる。

ホイールベースをQ5より125mm延長しているが、デザイン的に間延びした感じはなく、むしろ視覚的に安定したイメージを与えている。
アウディQ5Lは、アウディのミドルクラスSUVであるQ5のロングホイールベースモデルだ。
ベースモデルのQ5は2024年9月に本国で3代目となる現行型を発表。内燃機関用のPPCをベースにした2番目の新型モデルで、SUVとしては初めてとなる。
Q5LがPPCをベースにした3番目のモデルで、ホイールベースはグローバルモデルのQ5より125mm長く(2907mm)しており、室内空間を大幅に拡大している。
また、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したエンジンは燃費に貢献するだけでなく、よりダイナミックな走りを実現している。