昨年はノリスがF1初優勝、フェルスタッペンはバランスに苦しむ
昨年2024年のマイアミGPでは、マクラーレンのランド・ノリスがF1初優勝、2位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。

昨年2024年のマイアミGPでは、マクラーレンのランド・ノリスが絶好調だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抑えてF1初優勝を飾った。
5番グリッドからのスタートとなったノリスは、序盤はひとつポジションを落として我慢の展開。しかし、首位を走っていたフェルスタッペンをはじめとする上位陣がタイヤの劣化に苦しみ先にタイヤ交換に入ったため、自動的に首位に繰り上がり、28周目にセーフティカーが導入されたことでノリスにとって有利な展開となった
セーフティカー中にタイヤ交換に入ったノリスは、首位のままコースに復帰。セーフティカー明けの再スタート直後にはフェルスタッペンに競りかかられる場面もあったが、冷静にこれを処理してポジションをキープ。一方のフェルスタッペンは終盤になってマシンバランスに苦しみ、最終的には7秒以上の差をつけられた。
歓喜のチェッカーを受けたノリスは「ついにやった! 長くてタフなレースだったけど、やり遂げたんだ。ここまでの6年間、いろんなミスもあったけど、信じて支えてくれたマクラーレンのみんなに感謝したい」と喜びの涙を流した。

昨年2024年のマイアミGPのタイヤ戦略。上位勢は1ストップ、そのタイミングが勝敗を分けた。
【参考】2024年F1第6戦マイアミGP決勝 結果
1位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)57周
2位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)+7.612s
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+9.920s
4位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+14.650s
5位 55 C.サインツ(フェラーリ)+16.407s
6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+16.585s
7位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+26.185s
8位 63 G.ラッセル(メルセデス)+34. 789s
9位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+37.107s
10位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+39. 746s
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15位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT)+50.956s
ファステストラップ 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)