2025年5月8日〜10日(現地時間)、WEC(世界耐久選手権)第3戦スパ・フランコルシャン6時間がベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで行われる。このイベントは伝統的な耐久レースというだけでなく、6月14日(土)から15日(日)にかけて行われるシリーズ第4戦ル・マン24時間へ向けた最後の戦いでもあり、各チームにとって重要なステップになる。

2024年はポルシェとフェラーリが上位独占。トヨタの雪辱はなるか

レース終盤のポイントとなったのは、2時間近くにもおよんだ赤旗中断からのリスタート。赤旗中断直前にピットストップを行っていた12号車と6号車のポルシェ963が大きなリードを築くことに成功し、ハーツ・チームJOTAの12号車ポルシェ963が優勝、2位にペンスキーチームの6号車ポルシェ963が入った。

終わってみればポルシェとフェラーリがトップ5を独占。トヨタ勢は他車との接触やペナルティで表彰台ならず、8号車トヨタGR010ハイブリッドが6位、7号車が7位に入るのがやっとだった。

画像: 昨年2024年のスパ・フランコルシャン6時間ではポルシェとフェラーリがトップ5を独占。3位に入賞した50号車フェラーリが1カ月後のル・マン24時間を制することになった。

昨年2024年のスパ・フランコルシャン6時間ではポルシェとフェラーリがトップ5を独占。3位に入賞した50号車フェラーリが1カ月後のル・マン24時間を制することになった。

【参考】2024年WEC世界耐久選手権第3戦スパ・フランコルシャン6時間 決勝

1位 12 ポルシェ 963・ハーツ(スティーブンス/アイロット)141周
2位 6 ポルシェ 963・ペンスキー(エストレ/ロッテラー/バンスール)+12.363s
3位 50 フェラーリ 499P・AFコルセ(フオコ/モリーナ/ニールセン) +74.020s
4位 51 フェラーリ 499P・AFコルセ(グイディ/カラド/ジョビナッツィ)+77.710s
5位 5 ポルシェ 963・プロトン(ジャニ/アンドラウアー) +86.326s
6位 8 トヨタGR010ハイブリッド(ブエミ/ハートレー/平川亮)+94.9557s
7位 7 トヨタGR010ハイブリッド(コンウェイ/小林可夢偉/デフリース)+98.331s

■2025年WEC第3戦スパ・フランコルシャン6時間 ハイパーカークラス エントリーリスト

007 アストンマーティン ヴァルキリー/アストンマーティン トールチーム
009 アストンマーティン ヴァルキリー/アストンマーティン トールチーム
5 ポルシェ963/ポルシェペンスキーモータースポーツ
6 ポルシェ963/ポルシェペンスキーモータースポーツ
7 トヨタGR010ハイブリッド/トヨタGAZOOレーシング
8 トヨタGR010ハイブリッド/トヨタGAZOOレーシング
12 キャデラックVシリーズ/ハーツチームイオタ
15 BMW M ハイブリッド V8/BMW Mチーム WRT
20 BMW M ハイブリッド V8/BMW Mチーム WRT
35 アルピーヌA424/アルピーヌエンデュランスチーム
36 アルピーヌA424/アルピーヌエンデュランスチーム
38 キャデラックVシリーズ/ハーツチームイオタ
50 フェラーリ499P/フェラーリAFコルセ
51 フェラーリ499P/フェラーリAFコルセ
83 フェラーリ499P/AFコルセ
93 プジョー9X8/プジョートタルエナジーズ
94 プジョー9X8/プジョートタルエナジーズ
99 ポルシェ963/プロトンコンペティション

2025年WEC第3戦スパ・フランコルシャン6時間は、5月8日木曜日の公式練習走行セッションで開始され、現地時間9日金曜日15時25分(日本時間22時25分)からスターティンググリッドが決定する予選とハイパーポールが行われる。そして6時間にわたる決勝レースは、10日土曜日現地時間14時(日本時間21時)にスタートが切られる。

2025年WEC第3戦スパ・フランコルシャン6時間 タイムスケジュール

フリー走行1回目:5月8日木曜日11時30分〜13時(日本時間18時30分〜20時)
フリー走行2回目:5月8日木曜日16時30分〜18時(日本時間23時30分〜25時)
フリー走行3回目:5月9日金曜日11時〜12時(日本時間18時〜19時)
ハイパーカー予選:5月9日金曜日15時25分〜15時40分(日本時間22時25分〜22時40分)
ハイパーカーハイパーポール:5月9日金曜日15時48分〜16時(日本時間22時48分〜23時)
決勝:5月10日土曜日14時〜(日本時間21時〜)

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