2025年5月15日〜18日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権第5戦ラリー・ポルトガルが北部の都市ポルト近郊でで行われる。ラリー・ポルトガルは今シーズン欧州で行われる最初のグラベル(未舗装路)ラリーで、9月の第11戦ラリー・チリ・ビオビオまで続く「グラベル7連戦」の初戦となる。

このラリーで優勝経験のあるドライバーが集結

トヨタは前戦ラリー・カナリアスで1-2-3-4フィニッシュを達成したカッレ・ロバンペラ、セバスチャン・オジェ、エルフィン・エバンス、勝田貴元の4台がエントリー。マニュファクチャラーポイントがかかるワークスドライバーとしては、ロバンペラ、オジェ、エバンスが指名されている。

このメンバーを見ても、「グラベル7連戦」の初戦として力が入っているのがうかがえる。なにしろロバンペラは2022年と2023年にこのラリーで優勝、オジェはこれまでに6度優勝、エバンスは2021年に優勝しており、勝田も過去このラリーで総合4位を2回獲得しているのだ。

一方のヒョンデはこれまでの3戦と同様、ティエリー・ヌーヴィル、オイット・タナック、エイドリアン・フルモーの3台で挑む。ヌーヴィルとタナックもともにこのラリーでの優勝経験がある。

画像: トヨタ GRヤリス ラリー1はサマーシーズンの暑いラリーに向けて夏仕様のクールな新カラーリングをにチェンジ。ボディはこれまでのブラックから明るいシルバーへと大きく変わり、太陽の熱を反射し、クルマと選手にクーリング効果をもたらすことも期待されている。

トヨタ GRヤリス ラリー1はサマーシーズンの暑いラリーに向けて夏仕様のクールな新カラーリングをにチェンジ。ボディはこれまでのブラックから明るいシルバーへと大きく変わり、太陽の熱を反射し、クルマと選手にクーリング効果をもたらすことも期待されている。

画像: 今季まだ勝利はないが、ヒョンデはグラベルラリーのサファリでダブル表彰台を獲得しており、ここからの巻き返しが期待される。新しいハンコックのグラベル用タイヤをどう使いこなすかがポイントとなる。

今季まだ勝利はないが、ヒョンデはグラベルラリーのサファリでダブル表彰台を獲得しており、ここからの巻き返しが期待される。新しいハンコックのグラベル用タイヤをどう使いこなすかがポイントとなる。

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