2025年5月13日(ドイツ現地時間)、メルセデス・マイバッハが第4のモデルとして発表した「マイバッハSL680 モノグラムシリーズ」。欧州での市場導入は既に始まっており、北米や日本など、他の市場でも順次導入される予定だ。

複雑な工程を経て仕上げられる、パターン入りのボンネット

エクステリアでは、マイバッハ車としては初めて、Aシェイプの輪郭を持ったクローム仕上げのラジエターグリルを採用した。ラジエターグリルの輪郭にはイルミネーションが施され、マイバッハのレタリングも繊細に組み込まれている。

画像: ラジエターグリルの輪郭にはイルミネーションが施され、マイバッハのレタリングも繊細に組み込まれている。

ラジエターグリルの輪郭にはイルミネーションが施され、マイバッハのレタリングも繊細に組み込まれている。

フロントエプロンには水平のエアインテークと印象的なクロームトリムが施され、スポーティなキャラクターをさらに強調している。ウインドスクリーンのフレームも輝くクローム仕上げだ。ヘッドランプにはローズゴールドのアクセント、ボンネットは前端にスリーポインテッド スターとクロームメッキの縦フィンを備えた専用のものだ。

リアまわりでは、マイバッハのロゴをあしらったテールランプや、クロームトリムと専用ディフューザーを備えたリアエプロンが特徴的だ。水平バーを備えたテールパイプトリムが、エレガントな外観を引き締めている。シート後方には、エアロダイナミクスに基づいてデザインされたダブルスクープがユニークな外観を強調している。

また、5ホールまたはマルチスポーク デザインから選べる21インチ鍛造ホイールも装備する。アコースティック コンフォート ソフトトップは、ライトブラックのファブリックにアンスラサイトカラーのマイバッハパターンがさりげなく組み込まれている。

画像: マイバッハのパターンがプリントされたボンネットは、手作業で仕上げられる。

マイバッハのパターンがプリントされたボンネットは、手作業で仕上げられる。

さらにエクスクルーシブ性を高めるため、オブシディアンブラック メタリックのボンネットにグラファイトグレー ユニのマイバッハパターンをプリントすることも可能だ。このボンネットの製造は非常に複雑だ。まず、ボンネットはベースコートとクリアコートを施され、手作業でサンディングされる。その後、マイバッハのパターンがプリントされ、ボンネットにクリアコートをさらに2回塗り、最終的なクリアコート仕上げまで手作業でサンディングする。

クリアラッカーを4回塗り、サンディングを3回行うことで、マイバッハパターンに並外れた深みのある効果が生まれる。クリアラッカーの各層は手作業でサンディングされるため、時間と正確な職人技が要求される。

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