2025年5月16日、ジャガーはデザインビジョンコンセプトである「TYPE 00」をアジアで初公開しました。選ばれた地は日本・東京で、さらに来る5月18日(日)には一般公開イベントを開催する予定となっています。

TYPE00で見えた4つのデザインアイデンティティ

ジャガーのようなプレミアムブランドでとくに重要視されるのは、ひとめでそれとわかるデザインアイデンティティの存在でしょう。クロージングブランドを例に挙げても、そのブランドロゴやイメージが記されたワンポイントさえ備わっていればTシャツにウン万円を支払う層も少なくないわけで、そうした考え方はモーターブランドにおいても然りです。

TYPE00で披露された新生ジャガーのデザインアイデンティティは大きくわけて4つ確認できました。ひとつはJAGUARのフォントが新しいものへ刷新されたこと、ふたつめはメーカーマークとして新たに「Jとr」を用いたロゴが使用されていたこと。これがまず大きな変化といえるでしょう。

画像: デザインの各部にストライプ線が刻まれたTYPE00。市販モデルにどれほど採用されるかは不明だが、新生ジャガーを表す大きなデザインアイデンティティのひとつとなる。

デザインの各部にストライプ線が刻まれたTYPE00。市販モデルにどれほど採用されるかは不明だが、新生ジャガーを表す大きなデザインアイデンティティのひとつとなる。

続いてデザイン部分において、内外装の至る部分にストライプ形状のデザインモチーフを採り入れていることが大きな特徴です。フロントグリルやリアまわり、ボンネットフード後端部分など、目を引く部分に「Strikethrough(訳すると取り消し線の意)」があしらわれていました。

そして最後はカラーリングで、独自のセンスとヘリテージに対するリスペクトが込められた印象的なボディカラーを採用しています。とくに日本で公開されたモデルはロンドンブルーと呼称される鮮やかなシルバーブルーでしたが、このカラーリングは1960年代の同ブランドで採用されたオパールセントシルバーブルーに着想を得ており、つまるところこうしたエピソードを有した特別なカラーリングを今後のジャガーブランドは大切にしていくといいます。

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