2025年5月16日、ジャガーはデザインビジョンコンセプトである「TYPE 00」をアジアで初公開しました。選ばれた地は日本・東京で、さらに来る5月18日(日)には一般公開イベントを開催する予定となっています。

衝撃を呼んだ一本の動画とTYPE00という存在

溯ること半年ほど前、突如としてSNSを沸かせたジャガーの「リセット宣言」とも取れる一本のイメージムービー。公式SNSアカウントはこれまでの投稿がすべて削除され、アイコンやプロフィールは新しいものに刷新されるなど思い切った「リセット運動」を行ったことで、世界中の自動車業界の注目をかっさらいました。

そのイメージムービーで使用された「COPY NOTHING(なにもののコピーではない)」という文字。実はこれ、創業者ウィリアム・ライオンズ卿の信念であり、ジャガーのヘリテージにおいて重要な意味をもつ言葉です。すなわちジャガーは、これまで90年にわたり幾度となく行われてきたブランド再建のなかで、もっとも大胆かつチャレンジングな方法をもって原点回帰を行おうと試みたわけです。

画像: TYPE00は2ドアクーペだが、市販予定モデルは4ドアGTとなる見込み。最高出力は1000psを超えるハイパフォーマンスな完全電気自動車(BEV)となる。

TYPE00は2ドアクーペだが、市販予定モデルは4ドアGTとなる見込み。最高出力は1000psを超えるハイパフォーマンスな完全電気自動車(BEV)となる。

と、そうしたリニューアルを宣言したうえで注目されるのは、それをアウトプットする存在です。2024年12月にアメリカのマイアミ・アート・ウィークで世界初公開された「TYPE00(タイプ・ゼロ・ゼロ)」は、前出のキーワードに則った再建を飾るに相応しいコンセプトモデルです。ちなみに、このデザイン言語を用いた最初のプロダクションモデルとされる4ドアGTの完全電気自動車(BEV)は2025年後半に発表が予定されています。

つまり、このTYPE00こそ新生ジャガーの予想図を示す重要なモデルであるといえます。

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