賑わいを見せたFAN VILLAGE
朝から雨となった今大会だが、多くのモータースポーツファンが東京ビッグサイトに足を運んだ。2年目の東京E-Prixは、昨年以上にスケールアップ。1大会から2大会の開催になっただけではなく、ファンを迎え入れる体制も強化されている印象を受けた。

大型ビジョンを過ぎるとGen3Evoが展示されている。ライトアップされており存在感がある。
東京ビッグサイトの東館4〜6ホールがFAN VILLAGEと銘打たれ、屋内ながら広大なイベントブースに変貌。ここではさまざまな催しが展開され、関連企業のブースやライブステージ、飲食スペースにアトラクションが用意されている。
モータースポーツにおいて最も環境面に配慮しているカテゴリーだけあり、中にはこんなサステナブルな取り組みも。FAN VILLAGEにはエコカップの無料配布と給水ステーションを設置。この取り組みにより、フォーミュラEではこれまで60万本以上のペットボトルの廃棄を削減してきたという。
しっかりとしたエコカップは、東京E-Prixの限定デザインがあしらわれており持ち帰り可能。手軽で無料、尚且つエコな記念品と言える。
電動カートやシュミレーター、タイヤ交換といった体験型イベントや、リラックスしながら大型モニターでレースを観戦できるエリアなど、初めて現地観戦するファンも気軽に楽しめるFAN VILLAGE。
体験型イベントやライブイベントのコンテンツ、食の充実にユーザビリティの良さなど、ライト層のファンを離さないものが中心にあるように思える。これまで以上に参加しやすい都市型のモータースポーツとの調和性も高い。来年以降の施策と来場者の数にも注目していきたい。

午前中からこの盛り上がり!雨ということもあり、FAN VILLAGEは大盛況。

FAN VILLAGEの最奥にはライブステージが。土曜日には爆風スランプ、日曜日には管楽器ガールズユニットのMOSがパフォーマンスを行う。