5月17日、フォーミュラE 2024/2025年シーズンの第8戦、東京E-Prixが東京ビッグサイト周辺の市街地サーキットで開催された。昨年のワンデイ開催から2日間で2大会が行われる今年の東京E-Prix。規模も大きくなり帰ってきたフォーミュラEはヘビーウェットでのレースとなった。

雨により予選は中断!ローランドがポールポジション

生憎の雨となった第8戦は朝から雨脚が強まり、午前中に行われたFP2から難しいコンディションとなった。タフな状況のなか、好調のオリバー・ローランドがトップタイムをマーク。2位にコンマ6秒もの差をつけ、コンディションに関係なく速さを見せた。

画像: 4ワイドになるなか、ローランドがトップを死守。

4ワイドになるなか、ローランドがトップを死守。

しかし、雨脚が弱まることはなく、10時20分からスタート予定だった予選は中断。結局予選は行われず、スターティンググリッドにはFP2の結果が適応された。これによりオリバー・ローランドがポールポジション獲得となる。

ローランド曰く、当日はウェットになることがわかっていたので、フリー走行時点から上位につけることは作戦だったとのこと。チームメイトのノーマン・ナトも3番グリッドを獲得し、日産勢はトップ3に2台揃って食い込んでいる。

昨年チームの母国日本で惜しくも2位に終わった日産とローランド。難しいレースになることは変わらないが、悲願の日本での優勝達成に向け、これ以上ない結果となった。

決勝直前になると、予選に比べ雨量が少なくなるも風が強いというコンディションに。当初のスタート時刻は15時5分だったが、15時15分のスタートに変更となった。

35周のレースはSC(セーフティカー)先導でスタート。各車タイヤへの熱入れを意識しながら周回を重ねていく。4周目に入ったタイミングでセーフティカーの先導の終了と5周目からスタンディングスタートを行うことがアナウンスされた。

全車グリッドにつくとグリーンフラッグが振られレースがスタート。ローランドがトップを守り、エドアルド・モルタラ、テイラー・バーナード、ナトと続く。その後方ではセバスチャン・ブエミ、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、ミッチ・エバンスがいきなりアタックモードを使用。これは波乱が起こりやすいレースだけに、早めにアタックモードの義務を消化しようという狙いだ。

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