同世代のレクサス車としては、かなり強気の取引価格
レクサスブランド開業当時の車両価格は、SCが680万円ととりあえずは最上級(同年、フラッグシップセダン「LS」が追加されます)。次にお高いのがGS430の630万円でした。ただSCの場合は、運転支援やパッシブセーフティに関連する先進装備に関しては、かなり控えめだった印象は否めません。

会社前に駐車。真横から見たシルエットがそうとうお気に入り。
かろうじてトランスミッションが6速スーパーECT化されたことや、ブレーキの進化などがリリースでは謳われているとはいえ、レクサスらしい最先端感は当時としてもやや薄めだったように思います。
もっとも、購入前提でタマ探しを続けていると、このところの中古車市場で扱われている同世代のレクサスブランドの中では、比較的強気な価格帯で取引されていることがわかってきます。
コンディションによって中古車の価格にはかなり大きな開きがありますが、SCはかなり走行が行っている車両でもほとんどが100万円越え、限定車のエターナルジュエルにいたっては、走行少な目なら300万円を超える個体が見かけられます。
同年代のレクサスとしてはGS、IS、LSなら2けた万円から手に入るレベル。裏返せばメカニズム的にも装備的にも充実していたこの頃のレクサス車は、実は揃ってそうとうお買い得と言えるかもしれません。ちなみに2012年にフルモデルチェンジした4代目GS日本では2代目)のハイスペック仕様「GS F」は、図抜けて高値(中には500万越えも!)で取引されています。