手描きのぬくもりを感じさせるクラシカルなデザイン
実際に購入した身としては、「大排気量NAのピュアなガソリンV8を搭載したクーペカブリオレ」ならではのカリスマ性もさることながら、最近流行のポリゴンデザインとは一線を画する「手描き」感あふれるクラシカルなたたずまいに、すっかり魅せられてしまいました。

大ぶりなエンジンカバーなど、やや年月を感じさせるエンジンルーム。ダンパー付きなのが、地味に嬉しい。
現代的視点(快適性とか安全性とか、環境への優しさとか)に立てば、そうした「SCならでは」のさまざまな「美徳」には、一抹の不安を覚えることもまた事実なのですが・・・そのあたりのお話は次回以降に向けて、日々の「お付き合い」を通して検証していきたいと思います。
レクサス SC430(2005年デビュー当時) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4535×1825×1355mm
●ホイールベース:2620mm
●車両重量:1730kg
●エンジン種類/型式:V8DOHC/3UZ-FE
●排気量:4292cc
●最高出力:206kW(280ps)/5600rpm
●最大トルク:430Nm(43.8kgm)/3400rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FR
●10・15モード燃費:8.7km/L
●使用燃料/タンク容量:無鉛プレミアム/75L
●サスペンション形式:4輪ダブルウィッシュボーン
●ブレーキ形式:前 ベンチレーテッドディスク/後 ディスク
●タイヤサイズ:245/40R18
●最小回転半径:5.4m
●新車時車両価格:680万円