日本仕様にも「ネームド」として改めての投入を期待
アルミニウム製のアンチロールバーブラケットに加え、リアサブフレーム用の強化されたラバーマウントがサスペンションとボディを引き締める。より強靭なアンダーボディブレースにより、グリップ性能やコントロール性能が格段にアップしている。

アルカンターラが張られたスポーツシートはヘッドレストにGRロゴが刺繍されている。
エアロダイナミクスでは、ダックテールのカーボンファイバー リアスポイラー、前輪のアーチフラップやスパットなどにより、前後の空力バランスとダウンフォースが最適化されている。さらに、19インチのマットブラック ホイールと、レッド仕上げのGRロゴが入ったフロントブレーキ(ディスク径は374mm)がエクステリアを引き締める。
インテリアでは、アルカンターラが張られたスポーツシートはヘッドレストにGRロゴが刺繍され、シフトノブやシートベルトには赤いアクセントが用いられて、高性能な雰囲気を増幅している。
日本仕様のA90 ファイナルエディションは国内150台の抽選販売で、抽選申し込みは終了しているが、ヨーロッパ仕様はまだ受注が行われているようだ。
さて、それではライトウエイト EVOの方はどうなるのかと言えば・・・チューニングメニューを見る限り実はこれ、3月から発売が始まっている「RZグレードの一部改良モデル」の欧州市場向けネームドモデルだと思われる。
なーんだ、と思ってしまいそうだけれど、「ライトウエイト EVO」の方が格段にスペシャル感があるような気がするのもまた、事実。今からでも改めて日本向けに「ライトウエイト EVO」化(スペシャルなバッヂも欲しい)を、ぜひ!

GR スープラ ライトウエイト EVOの日本仕様に関しては、まだアナウンスされていない。

GR スープラの掉尾を飾るべく登場した、世界300台限定のモデルが、「A90 ファイナルエディション」だ。エンジンは441hp(DIN)と571Nmにパワーアップされ、エアロパーツを追加して、サスペンションやタイヤなどがアップグレードされた。