ダイハツが新型「ムーヴ」を発表。スライドドアを採用して全方位で軽の魅力を進化

ムーヴらしいキビキビした軽快な走りを継承

新型ムーヴは、先に登場したムーヴキャンバスとプラットフォームなどを共有しているが、サスペンションやステアリング特性などは専用に設定されている。DNGAによる軽量高剛性プラットフォームなど、高い基本性能に加えた専用チューニングにより、歴代ムーブから好評な、キビキビした軽快な走りを継承している。

パワートレーンは、ノンターボとターボの直3 0.66LエンジンにCVTを組み合わせ、FFを基本に4WDも設定。ターボ車にはD-CVTやステップシフトも採用している。しかも、WLTCモード燃費はノンターボ車は22.6km／L（旧型は20.7km／L）、ターボ車は21.5km／L（同19.7km／L）と、旧型より約10％向上している。

安全装備では、グレードによるが最大17種類の予防安全機能を採用した「スマートアシスト」を搭載。最新のステレオカメラの採用により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知に対応させるとともに、検知距離や対応速度の向上を実現している。また、緊急時以外の様子の見守り機能も充実した、最新のダイハツコネクト（オプション）も採用。

さらにグレードによるが、電動パーキングブレーキ＋オートブレーキホールド機能、前席シートヒーター、360度スーパーUV ＆ IRカットガラス、ワイヤレス対応のディスプレイオーディオ、ドライブレコーダーなど、一部オプションも含めて快適装備も充実させている。

また、ダークメッキを基調として大人のスポーティさを演出した「ダンディスポーツスタイル」と、カッパー色の加飾を基調として大人の上品・上質さを強化した「ノーブルシックスタイル」という個性を引き立てる2つのスタイルを、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせて設定している。

車両価格（税込）は、ノンターボ車がL（FF）の135万8500円からG（4WD）の184万2500円、ターボ車がRS（FF）の189万7500円から同（4WD）の202万4000円となっている。

●全長×全幅×全高：3395×1475×1655mm
●ホイールベース：2460mm
●車両重量：860kg＜890＞
●エンジン：直3 DOHC＜同＋ターボ＞
●総排気量：659cc
●最高出力：38kW（52ps）／6900rpm＜47（64）／6400＞
●最大トルク：60Nm（6.1kgm）／3600rpm＜100（10.2）／3600＞
●トランスミッション：CVT
●駆動方式：横置きFF
●燃料・タンク容量：レギュラー・30L
●WLTCモード燃費：25.3km／L＜24.3＞
●タイヤサイズ：155／65R14＜165／55R15＞
●車両価格（税込）：171万6000円＜189万7500円＞

ダイハツ 新型ムーヴ16

ダイハツが新型「ムーヴ」をホームページで先行公開。2025年6月に発売予定 - Webモーターマガジン

2025年5月12日、ダイハツ工業（以下、ダイハツ）は同年6月に発売予定の新型軽乗用車「ムーヴ（MOVE）」に関する情報をホームページで公開した。

web.motormagazine.co.jp

【試乗】新型ムーヴキャンバスは、オジサンが乗っても似合う？クルマになっていた - Webモーターマガジン

2代目にフルモデルチェンジされたムーヴキャンバスの受注は好調で、発表後約1カ月で月販目標台数（6500台）の約4倍となる約2万60000台に達したという。そんなムーヴキャンバスに試乗する機会を得たので、ファーストインプレッションをお届けしよう。

web.motormagazine.co.jp