ゼネラルモーターズ(以下、GM)ジャパンはシボレー コルベットの高性能モデル「Z06」のコンバーチブルモデルと、日本限定モデルの「イエロージャケット エディション(YELLOW JACKET EDITION)」を追加設定して、2025年6月14日より販売を開始した。
Z06のハイパフォーマンスにオープンエアの爽快感を融合
コルベットは、GMがプロデュースする「シボレー」ブランドのスポーツカーだ。初代は1954年に登場し、現行型は2019年に発表された8代目にあたる。この8代目からエンジンをミッドシップ搭載している。中でも「Z06(ズィーオーシックス)」は、サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルとして設計・開発され、レーシングカー「C8.R」からの知見と経験を細部に採り入れている。

電動式のリトラクタブル ハードトップは車速が約48km/h以下なら走行中でも開閉が可能だ。
サーキットで学び得たデータを元にその性能を磨き上げ、市販のV8自然吸気エンジンとしては最高クラスである、最高出力475kW(646ps)/8550rpmを誇る新型5.5LのV8 DOHCエンジン「LT6」を搭載。
「C8.R」と共通のシャシ、類似のエンジン構造とデザインを有し、高速走行時の安定性とコーナリング性能を向上させるとともに、優れた冷却性能やブレーキ性能を兼ね備え、サーキットでの圧倒的なパフォーマンスと優れた乗り心地を実現した。
ちなみに「Z06」というグレード名は、1963年に2代目コルベットに設定され、わずか199台に採用されたレース向けのオプションパッケージのネーミングに由来している。
クーペモデルのZ06は米本国では2022年に販売開始され、日本では2023年5月に開催されたシボレー ファンデー2023で初公開された。今回、追加設定されたZ06コンバーチブルモデルも、2025年5月14日に富士スピードウェイで開催されたシボレー ファンデー2025で日本初公開(ただし公開された車両は米国仕様)された。