2025年6月26日〜29日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権第7戦アクロポリス・ラリー・ギリシャがギリシャ中部のラミアを起点としたグラベル(未舗装路)で開催され、ヒョンデのオィット・タナックが今季初優勝。2位にはトヨタのセバスチャン・オジェ、3位にはヒョンデのアドリアン・フルモーが入った。勝田貴元は金曜日の最初のステージでパンク。土曜日にはコースアウトしてデイリタイア、さらには日曜日もパンクを喫するなどして30位に終わった。

2025年 WRC7戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ リザルト

画像: ヒョンデが1-3位の座を獲得。チャンピオン争いはまだまだわからない。

ヒョンデが1-3位の座を獲得。チャンピオン争いはまだまだわからない。

次戦第8戦ラリー・エストニアは、7月17日〜20日、エストニア中南部のタルトゥを起点としたグラベル(未舗装路)で開催される。ステージの路面は比較的フラットでスムースなグラベルだが、道幅が狭くツイスティなセクションも少なくなく、砂地はやや軟らかく、同じステージを2回目に走行する際には深い轍が刻まれることもある。(文:新村いつき)

2025年 WRC7戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ 結果

1位:O.タナック(ヒョンデ i20N ラリー1)4h12m20.1s
2位:S.オジェ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+32.8s
3位:A.フルモー(ヒョンデ i20N ラリー1)+3m09.8s
4位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)+3m31.1s
5位:T.ヌーヴィル(ヒヒョンデ i20N ラリー1)+6m09.5s
6位:O.ソルベルグ(トヨタ GRヤリス ラリー2)+10m34.7s
7位:G.グリーンスミス(シュコダ・ファビアRS ラリー2)+11m28.5s
8位:Y.ロッセル(シトロエンC3 ラリー2) +11m43.7s
9位:K.カエタノビッチ(トヨタ GRヤリス ラリー2) +12m56.7s
10位:A.カション(トヨタ GRヤリス ラリー2) +14m19.9s
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27位:K.ロバンペラ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+39m08.9s
30位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+44m09.1s

2025年 WRCドライバーズランキング(第7戦終了時)

1位 E.エバンス(トヨタ)150
2位 S.オジェ(トヨタ)141
3位 O.タナック(ヒョンデ)138
4位 K.ロバンペラ(トヨタ)117
5位 T.ヌーヴィル(ヒョンデ)96
6位 勝田貴元(トヨタ )63
7位 A.フルモー(ヒョンデ)61

2025年 WRCマニュファクチャラーズランキング(第7戦終了時)

1位 トヨタ 358
2位 ヒョンデ 293
3位 Mスポーツ フォード 97

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