2025年7月8日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は同年6月5日に発表した新型ムーヴの累計受注台数が発表後約1カ月の時点で月販目標台数(6000台)の5倍となる約3万台に達したと発表した。

デザイン/スライドドア/求めやすい価格などが好評点

今回の新型で7代目となるダイハツの軽ハイトワゴン、ムーヴは「今の私にジャストフィット 毎日頼れる堅実スライドドアワゴン」をコンセプトに、動く姿が美しい端正で凛々しいデザインとDNGAの展開やスライドドアの採用で、全方位で軽自動車の魅力を大きく向上させた。

画像: 軽ハイトワゴンながらスライドドアを採用したことも新型ムーヴの好評ポイントとなっている。

軽ハイトワゴンながらスライドドアを採用したことも新型ムーヴの好評ポイントとなっている。

前述のように累計受注台数は発表後約1カ月で早くも月販目標台数(6000台)の5倍となる約3万台と、好調な立ち上がりを見せている。主な購入層は、子離れ層を中心とした幅広い世代ということで、ダイハツの当初の狙いどおりのようだ。ボディカラーでは、シャイニングホワイトパール、ブラックマイカメタリック、クロムグレーメタリックと、モノトーン系が人気を集めている。

人気グレードは、ターボ車の「RS」と、ノンターボ車でトップグレードの「G」。これは、ニューモデルは上位グレードから売れるという傾向どおり。ダイハツとしては、受注が落ち着くころには、L:X:G:RSの販売比率は、15:45:20:20になるのではと推測している。

受注したユーザーから好評なポイントは、

●スタイリッシュで上質感のあるデザイン
●スライドドアを採用したことによる利便性の高さ
●求めやすい価格、利便性の高い装備とバランスの良い走行性能

などが挙げられている。ムーヴのヒットは、軽ハイトワゴンにもスライドドアを必須アイテムにしていくかもしれない。今後、ライバルメーカーがどう対応していくかも注目される。

また、ムーヴが2025年8月25日で誕生30周年を迎えるにあたり、ユーザーへ長年の感謝の気持ちを込め、9月下旬より全国(札幌、神奈川、岐阜、大阪、福岡)の商業施設にてイベントを開催する。歴代車両展示でユーザーにムーヴの歴史を振り返ってもらうとともに、実車による新型車の進化も体感できる内容となっている。詳しくは特設サイトで確認して欲しい。

画像: バランスの良い走行性能も新型ムーヴの好評ポイントに挙げられている。

バランスの良い走行性能も新型ムーヴの好評ポイントに挙げられている。

ダイハツ ムーヴ G<RS> 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:860kg<890>
●エンジン:直3 DOHC<同+ターボ>
●総排気量:659cc
●最高出力:38kW(52ps)/6900rpm<47(64)/6400>
●最大トルク:60Nm(6.1kgm)/3600rpm<100(10.2)/3600>
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・30L
●WLTCモード燃費:25.3km/L<24.3>
●タイヤサイズ:155/65R14<165/55R15>
●車両価格(税込):171万6000円<189万7500円>

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