2025年7月15日(独・現地時間)、メルセデス・ベンツは新型「CLAシューティング」を発表。そのトピックは、なんといっても先ごろデビューした新型「CLA」同様に、EQテクノロジー搭載のBEV(電気自動車)として生まれ変わったことだ。これは、メルセデス・ベンツのワゴンタイプとして初となる。満充電航続距離761km(WLTP)という高いポテンシャルも大きな魅力のひとつだ。
アンビエントライトと連動するパノラミックガラスルーフを装着
メルセデス・ベンツ「CLA」に引き続きフルモデルチェンジが行われた「CLAシューティングブレーク」。「CLA」同様にEQテクノロジーを搭載したBEV(電気自動車)へと進化をみせた。しかもメルセデス・ベンツのワゴン対応としては初となるBEVだ。グレードは「CLA250+シューティングブレーク with EQテクノロジー」と「CLA350 4MATICシューティングブレーク with EQテクノロジー」のふたつが用意される。

気品漂わす後方へ緩やかに傾斜するルーフライン。Bピラーまでは新型「CLA」と同じデザインだ。
まずはエクステリアから見ていこう。Bピラーまでのデザインをはじめ、低いグリーンハウス、スポーティなシャークノーズデザイン、そして142個のクローム調LEDスターが個別に点灯する個性的なフロントパネルは新型「CLA」を踏襲し、そのファミリーの一員であることを主張している。
後方へと緩やかに傾斜するルーフラインは、フロントガラスのフレームからリアエンドまでシームレスに伸びるルーフ一体型のパノラミックガラスルーフや内側がブラックで外側がボディ同色のルーフスポイラーともども、リアビューにエレガントな印象を与えてくれる。

パノラミックガラスルーフのガラス面に埋め込まれた158個の星がアンビエントライトと連動して点灯。幻想的な世界に舞い込みそうだ。
パノラミックガラスルーフにはイルミネーション機能も搭載される。しかもガラス面に埋め込まれた158個の星がアンビエントライトと連動し点灯してくれるのだ。メルセデス・ベンツ初の試みというが、夜間に走るそのムーディな姿を実際の目で確かめたくなる。もちろん、車内から眺めることもできる。