ルノー・ジャポンは2025年7月24日、新しいデザインとなったルノーのエンブレム「ロザンジュ」を纏い、新装備を搭載した新型「カングー」(マイナーチェンジ)を、同日から全国のルノー正規販売店で販売することを発表した。

ディーゼンルエンジンは輸入ミニバンNo.1の低燃費19.6km/Lを達成

画像: カングーはフランス流の実用性と使い勝手の良さが融合したデザインと、乗員全員が快適で楽しい時間が過ごせるように工夫された装備が特徴。

カングーはフランス流の実用性と使い勝手の良さが融合したデザインと、乗員全員が快適で楽しい時間が過ごせるように工夫された装備が特徴。

機能面では、ディーゼルエンジンの改良がトピック。燃費性能が向上して、輸入ミニバンNo.1の低燃費となる19.6km/L(WLTC)を達成。これにより、エコカー減税の対象となる点も大きなメリットだ。

両モデルともに前輪駆動(FF)で、電子制御7速AT(7EDC)を搭載している。ディーゼルエンジンモデルは総排気量1,460ccのターボチャージャー付筒内直接噴射直列4気筒SOHC 8バルブエンジンを搭載し、最高出力は85kW(116ps)/3750rpm、最大トルクは270Nm(27.5kgm)/1750rpmを発生する 。使用燃料は軽油で、燃料タンク容量は54Lだ 。

一方、ガソリンエンジンモデルは総排気量1333ccのターボチャージャー付筒内直接噴射直列4気筒DOHC 16バルブエンジンを搭載。最高出力は96kW(131ps)/5,000rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/1600rpmを発揮する。燃費はWLTCモードで15.0 km/L。使用燃料は無鉛プレミアムガソリンで、燃料タンク容量は54Lとなる。

画像: 1.5Lディーゼンターボエンジンの燃費は、17.3km/Lから19.6km/Lに向上。

1.5Lディーゼンターボエンジンの燃費は、17.3km/Lから19.6km/Lに向上。

画像: 1.3Lガソリンターボエンジンの燃費は、15.3km/Lから15.0km/Lに変更している。

1.3Lガソリンターボエンジンの燃費は、15.3km/Lから15.0km/Lに変更している。

今回の一部改良では、グレード構成にも見直しが図られた。これまではガソリンモデル、ディーゼルモデルともに「インテンス/クレティフ/ゼン(受注生産車)」の各3グレード構成だったが、ガソリンモデル、ディーゼンルモデルともに各1グレードに変更された。

これにより全ボディカラーがボディ同色バンパー仕様の単一グレードとなり、好評のジョンアグリュム(黄色)も引き続き設定されている。これまでのブラックバンパー仕様は、今後限定車や特別仕様車として導入される予定だ。

画像: カングーのイメージカラーともなったジョンアグリュム(黄色)も継続採用。

カングーのイメージカラーともなったジョンアグリュム(黄色)も継続採用。

新型ルノー「カングー」は、高い実用性と遊び心を両立させながら、環境性能と安全性能も向上させ、さらに魅力を増したモデルとして、幅広いユーザーに注目されることだろう。

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