オプション装着で国内最長の走行距離を達成
A6 eトロン シリーズは、アウディがポルシェと共同開発したBEV用プラットフォーム「PPE」を、Q6 eトロン シリーズに次いで採用した。A6 eトロン シリーズは5ドアクーペの「スポーツバック」とワゴンの「アバント」でラインナップされ、4ドアセダンは設定されていない。
エクステリアはアウディらしい、空力に優れたパワフルでスポーティなザインだ。閉ざされてブラックマスクに囲まれたシングルフレームグリルが、eトロン モデルであることを主張している。サイドシルのブラックインサートがバッテリーを強調し、リアのリフレクターと一体化して伸びやかなスタイルを実現している。
スポーツバックはアウディ史上もっとも優れたCd値の0.21を実現し、走行距離の向上に貢献している。またアバントはDピラーを前方に鋭角的に傾斜させたルーフラインや、Aピラーからルーフスポイラーにかけてアルミ調のトリムが特徴的だ。
インテリアもアウディらしいクオリティの高いもので、快適性も高い。インパネは11.9インチのバーチャルコクピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成され、Android Automotive OSの採用で、さまざまなアプリが利用可能だ。
パワートレーンは、A6はスポーツバック/アバントとも280kWと580Nmを発生する1モーターで後輪を駆動。スポーツグレードのS6はシステム総合で405kWと565Nmを発生する2モーターで4輪を駆動する。一充電の走行距離は、A6スポーツバックが769km、同アバントが734km、S6スポーツバックが726km、同アバントが706kmとなっている。なお、A6スポーツバックはオプションのレンジプラスパッケージを装着すれば、走行距離は日本国内最長の846kmとなる。
日本市場でのEVの販売台数はアウディのみならず伸び悩んでいるが、アウディでは将来的には小容量バッテリーのコンパクトモデルの導入も検討しているという。今後の戦略に注目したい。
アウディ A6スポーツバック<アバント>eトロン パフォーマンス 主要諸元
●全長×全幅×全高:4930×1925×1495<1530>mm
●ホイールベース:2950mm
●車両重量:2220<2240>kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:270kW(ローンチコントロール起動時は280kW)
●最大トルク:565Nm
●バッテリー総電力量:100kWh
●WLTCモード航続距離:769km<734>
●駆動方式:RWD
●タイヤサイズ:前225/55R19、後245/50R19
●車両価格(税込):981万円<1012万円>