運転に集中できる環境に進化。音質チューニングで「心地よさ」をアップ
インテリアは機能性を考慮、運転に集中できるデザインに改善された。センターディスプレイと運転席正面のTFT液晶メーターは、12.3インチに大型化されるなど優れた視認性、認識性にこだわる改良が施されている。

ドライバー席周辺の表示操作系を人間工学に基づいた機能レイアウトとするなど、インストルメントパネル、センターコンソール、メーター、フロントドアトリムの意匠が刷新されている。
デザインにおいては、コンソール上面とスタートスイッチベゼルに新規開発のオーナメントパネル 「Forged bamboo」を採用にも注目したい。2023年のJAPAN MOBILITY SHOWで発表した「Bamboo CMF Concept」の概念に基づき開発された素材のひとつであり、市販車での採用はISが初となる。竹繊維の特徴的な陰影により、力強い躍動感とスポーティ感を演出している。
インテリアカラーには、太陽を覆う紅炎をイメージした新規開発の「PROMINENCE(プロミネンス)」を設定。色味でも、アグレッシブでスポーティな室内を目指しながら、インストルメントパネル中段部に、運転時の邪魔にならない水平基調のラインイルミネーションを配置し、そこから漏れる間接光で室内空間を彩る。
オーディオシステムによる「ドライビングサポート」も熟成が進む。レクサスプレミアムサウンド10スピーカーシステムを全車標準設定するとともに、マークレビンソン17スピーカーシステムをメーカーオプションで設定した。スピーカーの最適配置と音質のチューニングによって、包み込まれるような心地良さと深い表現力を目指す。
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スピーカーの最適配置など、音場のチューニングにも徹底的にこだわる。