2025年、日本導入50周年を迎えたフォルクスワーゲン ゴルフ。Motor Magazine誌では、この記念すべき節目の年にゴルフ各モデルの実力を多角的に検証するマンスリーレポート企画をスタート。その第4弾は、ハッチバックの「eTSIスタイル」から「GTI」へバトンタッチ。(Motor Magazine 2025年9月号を再構成 撮影:永元秀和)

第4回はいよいよGTIに試乗

画像: 従来からGTIに赤いラインは入っていたが、試乗車は白赤黒の組み合わせで、より歌舞伎の〝隈取〟感が強い。このバンパー形状も口のように見えなくもない?

従来からGTIに赤いラインは入っていたが、試乗車は白赤黒の組み合わせで、より歌舞伎の〝隈取〟感が強い。このバンパー形状も口のように見えなくもない?

1976年6月に発売された初代フォルクスワーゲン ゴルフGTI(日本未導入)。以来、ゴルフGTIは、ホットハッチの代名詞として、約半世紀にわたり、スポーツと実用の理想的バランスを追求し続けてきた。その最新モデルにあらためて日本の街でじっくりと触れてみる。派手すぎず、地味すぎず、そんな最新スポーツハッチバックの魅力を再確認していく。

ゴルフGTIは、初代ゴルフをベースに1976年に欧州で登場したスポーツモデルだ。その誕生は、単なるホットハッチの域を超え、小型車の常識を覆す事件だった。日本への正規導入は1984年の2代目からだが、GTIを海外で取材したMotor Magazine誌の1985年6月号では「2ボックスの小型車が200km/hで上級車を追い抜く」といったその衝撃を紹介している。

以来、ゴルフGTIは「ハイパフォーマンス・スモールカー」というジャンルのアイコン的存在となってきた。現在ではゴルフRなどの上級モデルも登場しているが、GTIは長らくその頂点に君臨していた歴史あるモデルだ。詳細は弊社の『VWゴルフクロニクル』シリーズもご覧ください(絶賛発売中!)。

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