自動車専門誌、月刊モーターマガジンで連載している最新BEVの長期レポート。2025年3月からテストしているのは ヒョンデ コナ Nライン、その9回目。

ビルトインドラレコの満足度は高い

さて、コナ Nラインにはビルトインドラレコが標準装備されているのも嬉しいところだが、これについても今回は触れてみたい。

画像: 駐車時や走行時に録画されたビルトインドラレコの映像は中央画面で確認できる。

駐車時や走行時に録画されたビルトインドラレコの映像は中央画面で確認できる。

録画の設定は、走行時常時、駐車時常時、走行中イベント、駐車中イベント、録画中の音声、駐車時の録画時間、イベント録画時間、走行中衝撃検知感度(5段階)、駐車中衝撃検知感度(5段階)、WiFiを使用したスマートフォンとの接続など細かくオン/オフが設定できるようになっている。

さらにSOSスイッチやブルーリンクのスイッチがあるフロントの天井部分には、ビルトインドラレコの録画スイッチも用意され、これを押すことで手動でも録画が可能になるっている。

また録画した映像は、SDカードに保存されているのでそこからデータを取り出し、パソコンなどに保存することも可能である。

このビルトインドラレコは、コナ Lounge(ラウンジ)とコナNラインに標準装備されているので、コナを選ぶ時にはこれらのグレードにした方がメリットが大きいと言える。

同じ64.8kWhの駆動用バッテリーを積んだVoyage(ヴォヤージ)452.1万円とラウンジ489.5万円の価格差は37.4万円で決して少なくはないが、ラウンジやNラインには、このビルトインドラレコの他にも、ヘッドアップディスプレイやAR機能付きナビゲーション、BOSEプレミアムサウンドシステムなどが標準で装備されているので、価格差以上に満足度はかなり高い。

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