本格的な秋がとても待ち遠しい
そろそろ10月も近いというのに、この原稿を書いている日の東京はまだ35度を超える暑い日になっている。今年の夏は本当にエアコンやシートベンチレーションが大活躍してくれたが、そうした影響もあり電費は、6km/kWh台前半から大きく変わることはない。まあ、それも仕方のないことだろう。これから本格的な秋を迎えるのが楽しみである。

走行可能距離の表示はエアコンのオン/オフや風量で異なる。風の強さは8段階あり、最大で100kmぐらい表示距離が変わる。
今回のメイン写真は、上から充電用ケーブルが吊り下がった充電スタンドでの充電風景である。最近、新設されたり、リニューアルされた充電スタンドはこうしたところも増えているが、地面に充電用ケーブルが置かれたタイプではないので汚れも少なくていい。それに雨が降っても使うのがそれほど嫌ではない。あとはここに屋根があったら文句の付けようがないのだが……。
話は変わるが、コナは走行中に速度表示の色が変わることがある。通常はブルーなのだが、走っているとオレンジやレッドに変わるのだ。これはもうすぐスピードカメラ前を通過するという表示で、スピードカメラ箇所を通過するとブルーに戻るので、速度超過している時の警告としてはとてもわかりやすく助かる。
色繋がりで言えば、コナ Nラインは車室内ムード照明を好みのカラーに設定することができるのだ。これは中央のメインディスプレイのホーム画面から「設定」→「車両」→「ライト」→「車室内ムード照明」と階層を下げていくことで選択が可能になる。
そこを選択するとホワイト系(ポーラホワイト/ムーンホワイト)、ブルー系(アイスブルー/オーシャンブルー)、グリーン系(ジェイドグリーン/オーキッドグリーン)、フリージアイエロー、サンライズレッド、オーロラパープル、ライトニングバイオレッドの10色とユーザーが自分で設定できるカラーパネルが表示され、その中から選べるのだ。その日の気分や天候、ドライブのシチュエーションに合わせて選ぶのもありだが、私は基本的にアイスブルーにしている。この色が運転しているときに一番落ち着くからだ。これからの季節は暗くなるのも早いので夜のドライブが楽しみになる。
ところでコナに表示される走行可能距離は、エアコンの強さ(風量)で異なるのだが、その幅は意外と大きい。風量は8段階あり、風量1では10kmぐらいの違いが表示されるのだが、最大となる風量8では、多ときには100km以上の違いを表示することがあるのだ。もちろん、この数字は、平均電費や車速、外気温度など、さまざまな状況によって異なるはずである。
ちなみにシートベンチレーションの強さは3段階用意されているが、どれを選んでも走行可能距離の表示に変化はなかったのでエアコンほど電費に影響しないということなのだろう。
				
				
