日産は2025年10月9日、JAPAN MOBILITY SHOW 2025(ジャパンモビリティショー2025)の出展概要を発表した。新型「エルグランド」の世界初公開のほか、電動化を象徴する最新EV群や自動運転技術を搭載した実証実験車、体験型エネルギー展示など、ブランドの未来像を一堂に示す内容となっている。
次世代のクルマづくりと体験を子どもたちにも
日産は「Out of KidZania in Japan Mobility Show 2025」にも参加し、子ども向けの社会体験を提供する。ブースでは自動車ボディ部品を成形する「真空成型機体験」や、未就学児向けの缶バッジ作りなど、ものづくりの現場を楽しく学べる企画を実施。次世代のモビリティ人材育成を見据えた内容となっている。
さらに、会期に先立ち日産は「JAPAN MOBILITY SHOW 2025 スペシャルサイト」を開設。展示車情報や体験コンテンツなど、日産ブースの全貌を順次公開する。プレスカンファレンスは10月29日10時40分から公式YouTubeでライブ配信される予定だ。
今回のジャパンモビリティショーで日産が見せるのは、単なる新型車の発表会ではない。EV・自動運転・エネルギー連携・子ども体験、すべてが「人とモビリティ、そして社会がつながる未来」を体現している。
エルグランドの電動化を象徴に、プレミアム領域から生活インフラ、教育まで、モビリティが社会全体と共に進化していく姿を提示する。
その多層的なアプローチこそ、日産が考える“持続可能な未来”の具体像であり、ジャパンモビリティショー2025はその縮図となるだろう。
【中継】Japan Mobility Show 2025 日産プレスカンファレンス
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