2025年10月5-6日(現地時間)、ルノーは「ヒストリック・ツール・ド・コルス・ラリー(Tour de Corse)」が開催されているフランス・コルシカ島で、最新の電動スポーツカー「ルノー 5 ターボ 3E」の一般公開走行を行い、大きな注目を集めた。ジャン・ラニョッティが「ルノー 5 ターボ」で1985年ツール・ド・コルスを制してからちょうど40周年を迎える節目の年に、記念すべき場所でデモ走行とドリフト走行を披露した。

欧州ではすでに予約受け付けを開始、3日で500件のオーダー

欧州では「ルノー 5 ターボ 3E」はすでに2025年3月に発表され、予約も4月22日に開始されている。車両価格は税・諸費用込みで16万ユーロ(約2600万円)からで、初代ルノー5ターボのデビュー年にちなんで1980台が限定で生産される。

予約開始からわずか3日で500件のオーダーが入り、社内外で大きな反響を呼んだことから、ツール・ド・コルスでの初公開、初走行が実現。「技術的にも象徴的にも重要な一歩になりました」とプロジェクトマネージャーのミカエル・グロジャンは語っている。

なお、2026年初頭にはパーソナライゼーションプログラムがスタートし、オーナーは伝統の「ルージュ・グルナード」や1982年ツール・ド・コルス仕様の「黄×白×黒」など、歴代ターボのカラーリングを再現可能となるという。また、内外装の色や素材をオーダーして自分だけの1台を作ることもできる。

最終的な仕様確定と注文は2027年前半を予定しており、最初の納車も2027年内に行われる見込みとなっている。

画像: 「5ターボ」「5ターボ2」と同様、2ドア2シーターで、バケットシートと6点式ハーネス、、ラリースタイルの縦型ハンドブレーキが備わる。

「5ターボ」「5ターボ2」と同様、2ドア2シーターで、バケットシートと6点式ハーネス、、ラリースタイルの縦型ハンドブレーキが備わる。

ルノー 5 ターボ 3E 主要諸元

●全長×全幅×全高:4080×2030×1380mm
●ホイールベース:2570mm
●車両重量:1450kg
●パワーユニット:後輪インホイールモーター×2
●最高出力:204kW(277ps)×2
●最大トルク:4800Nm
●バッテリー:リチウムイオンバッテリー
●バッテリー容量:70kW
●最大航続距離(WLTP):400km以上
●充電:800V/330kW急速充電対応(15〜80%を15分)
●駆動方式:RWD
●0-100km/h加速:3.5秒以下
●最高速:270km/h
●車両価格:16万ユーロ〜(約2600万円〜)
●生産台数:1980台(限定)

This article is a sponsored article by
''.