メインストレートのコース上で愛車と記念撮影も
そんな中での2025年最後の体験イベント、初のモビリティリゾートもてぎ体験会である。40名の枠に3116名が応募して倍率78倍という激戦。6日が14組41名、7日は15組44名が幸運を手にして参加した。
前述したように体験メニューは3つ。「里山散策ハローウッズ・キャストウオーク」、「サーキットクルーズ」、「コレクションホール・ガイドツアー」となっている。
ハローウッズはモビリティリゾートもてぎ内の自然が残された里山で、インストラクターがドングリの見分け方や生息する昆虫など動植物を解説しながら一緒に散策するというもの。都会っ子は自然に触れ、大人もリフレッシュできる。

インストラクター解説のもと、自生する動植物を探し学ぶ「里山散策ハローウッズ・キャストウオーク」。
神奈川県から参加したひとりは「かつてインテグラ タイプRに乗っていました。もちろんチャンピオンシップホワイトです。今はクルマは持ってないですが、自転車にはまっているので積載できるステップワゴンが欲しいです。こうして里山を歩くことなんてめったにありませんから楽しいです」と語っていた。落ち葉を踏みしめながら1時間ほど散策。
サーキットクルーズは全長4.8kmのレーシングコースを愛車で2周できるというもの。ホンダ車でなくてもOKだ。事前のコース解説の後に、まずはペースカーに続いて1周。いったんメインスタンド前に停車して降車。フォトセッション時間が用意され、コース上で愛車と家族で記念撮影という、まずありえないシチュエーションを手にする。その後、もう1周してコースアウト。時間はあっという間に過ぎる。
日産 フェアレディZ(Z33)で参加していた青野良平さんと坂本将直さんは「これを目当てに申し込みました。とっても楽しかったです。最高速は80km/hくらいでしたが、それでもサーキット路面でGを感じることができました。こんなコースを200km/h以上で走るんですからレースって凄いですね」と笑顔で感想を語ってくれた。

愛車の日産 フェアレディZで「サーキットクルーズ」を満喫した青野良平さん(右・オーナー/山梨県)と、坂本将直さん(左/埼玉県)。

