2025年12月6・7日の2日間、本田技研工業(以下、ホンダ)は株主向けのイベントのひとつ、「モビリティリゾートもてぎ体験会」をモビリティリゾートもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1)で開催。クルマ好き・バイク好きを問わず、子どもから大人までが楽しめるイベントを取材した。(文:河原良雄/写真:伊藤嘉啓)
ホンダの事業はクルマ・バイクだけではない
昼食をはさんで、体験会最後のコンテンツがホンダコレクションホール見学、それもガイド付きとあって昔を知らない人でもホンダ製品の歴史を会得できるスペシャルメニュー。1948年の創業時の「ホンダ A型(通称:バタバタ)」に始まり、スーパーカブの世界、四輪車市場への参入、F1への挑戦、CVCCの開発、F1への再挑戦、ASIMO、そしてホンダジェットに至るまでの70年余の時空を一気に見ることができる。
東京都から参加の山本祐二朗さんは「子どもに里山体験をさせたくて申し込みました。すごく楽しんでくれたのが良かったです。コレクションホールでは自分が生まれた年のクイント インテグラに会えましたし、生まれる前のクルマたちの斬新さにも感激しました。ホンダのバイクに乗っていたので親しみを感じて株を買いました。今回の体験イベントは家族4人でたっぷり楽しめました」と振り返ってくれた。

「里山散策ハローウッズ・キャストウオーク」を楽しみにしていたという山本祐二朗さん(東京都)ご一家。
最後に里山で会った横浜からの方に訊いた。「ホンダってクルマだけかと思っていましたが、いろんなことをやっているんですね。イメージが大きく変わりました」と語る。もてぎ体験会に参加した皆々が1日フルにホンダを堪能できた様子。来年の株主優待イベントにどんなメニューが用意されるのか、株主は今から期待しているに違いない。

