伝説として始まり、革新へと至ったスーパーカーたち。1970年代の懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまで紹介していこう。今回は、ランボルギーニ ウラカンだ。

ランボルギーニ ウラカン(LAMBORGHINI HURACAN:2013〜2024)

画像: V10を搭載する「ベビーランボ」の系譜を引き継ぐウラカン。駆動方式も4WDと2WDのラインナップで人気となった。

V10を搭載する「ベビーランボ」の系譜を引き継ぐウラカン。駆動方式も4WDと2WDのラインナップで人気となった。

ガヤルドの後継として2013年末に発表されたのが「ウラカン」。ボディデザインは、アヴェンタドールなどを手がけたフィリッポ・ペリーニで、カーボンファイバーとアルミニウム素材を統合したシャシにより、デビュー時のLP610-4 クーペの車両重量は1422kgに抑えられていた。

リアミッドに搭載されるV型10気筒のDOHCエンジンはガヤルドと同じ5204ccの排気量だが、最高出力は610ps、最大トルクは560Nmというパワースペックに引き上げられていた。それに7速DCTが組み合わされ、フルタイムで4輪を駆動する。公称のパフォーマンスデータは、最高速度が325km/h、0→100km/h加速が3.2秒、0→200km/h加速が9.9秒とアナウンスされている。

コクピットはガヤルドのものより進化し、メーターパネルは12.3インチのフルカラーTFTモニターとなった。インテリアには上質なナッパレザーやアルカンターラがふんだんに用いられていた。

画像: フルカラーTFTモニターの表示は、ドライバーが自由に構成を変えることが可能となった。

フルカラーTFTモニターの表示は、ドライバーが自由に構成を変えることが可能となった。

2016年にはフルオープンとなるスパイダーも登場。また、最高出力こそ580psに引き下げられているが後輪駆動化されて車両重量も軽くなり、より運動性能を楽しめるLP580-2、およびそのスパイダー版が登場するなど、ウラカンはバリエーションを広げていった。2017年には軽量化されてエンジンパワーもアップした4WDモデル「LP640-4 ペルフォルマンテ」も登場した。

2019年1月にはビッグマイナーチェンジを施し、車名も「ウラカン EVO」へと改めた。新デザインのフロントバンパーは一体型ウイングを備えたフロントスプリッターによって空力効率が向上された。パワーユニットは、従来のペルフォルマンテに搭載されていた5.2L V型10気筒DOHCで最高出力640ps、最大トルク600Nmを発生。7速DCTと4WDは継承され、最高速は325km/h以上、0→100km/h加速は2.9秒、0→200km/h加速は9秒というパフォーマンスを公称する。

さらに2019年のジュネーブ モーターショーでオープンモデルのウラカンEVOスパイダーを発表。2020年初頭にはパワースペックを610ps/560Nmに抑えて後輪駆動としたウラカンEVO RWDを設定。2023年にはオフロード仕様の「ステラート」、そして2024年には最終モデルとなる「STJ(タイトル写真)」を発表して、後継のテメラリオに道を譲る。

画像: EVOをベースに車高を44mmアップしたオフロード仕様の「ステラート」というユニークなモデルも設定。

EVOをベースに車高を44mmアップしたオフロード仕様の「ステラート」というユニークなモデルも設定。

ランボルギーニ ウラカン LP610-4 主要諸元

●全長×全幅×全高:4459×1924×1165mm
●ホイールベース:2620mm
●車両重量:1422kg
●エンジン種類:90度V10 DOHC
●総排気量:5204cc
●最高出力:610ps/8250rpm
●最大トルク:560Nm/6500rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・90L
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:リア縦置きミッドシップ4WD
●タイヤサイズ:前245/30ZR20、後305/30ZR20

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