アウトモビリ ランボルギーニがレヴエルトに続くHPEV(ハイパフォーマンスEV)として登場させた「テメラリオ(Temerario)」が日本でもお披露目された。そのディテールを写真で紹介しよう。

超一流アスリートを彷彿とさせる最新スーパースポーツカー

テメラリオは、V10エンジンを搭載した「ウラカン」の後継モデルにあたる。その車名はランボルギーニのネーミングの法則に則り、1875年にマドリードで戦った闘牛の名前に由来するという。

そのパワーユニットには、フラッグシップであるレヴエルトと同様のプラグインハイブリッド システムが採用された。ただしエンジンはV12ではなく4LのV8で、それでも単体で800psと730Nmを発生。これにフロントに2基、リアに1基の電気モーターを組み合わせ、システム最高出力は920psを発生。トランスミッションは8速DCT、駆動方式は4WDとなる。

いかにもランボルギーニのスーパースポーツカーらしいスタイリングは、自社のデザイン部門の手になるもの。レヴエルトなどと同様に六角形のモチーフを各所に用いて、シャークノーズのフロントまわりや短いオーバーハングが特徴的だ。

インテリアでは、新スペースフレーム シャシの採用でウラカンよりも居住性やラゲッジスペースなどを向上させた。メーターパネルなど3つのディスプレイが設置され、スマートフォンとリンクしたアプリの利用も可能だ。

日本仕様のテメラリオは既に受注が始まっているが、気になる車両価格に関しては未発表。デリバリーの開始時期は2025年以降とされている。

ランボルギーニ テメラリオ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4706×1996×1201mm
●ホイールベース:2658mm
●乾燥重量:1690kg
●エンジン:V8 DOHCツインターボ+3モーター
●総排気量:3995cc
●最高出力:800ps/9000-9750rpm
●最大トルク:730Nm/4000−7000rpm
●システム最高出力:920ps
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:縦置きミッドシップ4WD
●最高速度:343km/h
●0→100km/h加速:2.7秒
●タイヤサイズ:前255/35ZR20、後325/30ZR21
●車両価格(税込):未発表

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