2025年、日本導入50周年を迎えたフォルクスワーゲン ゴルフ。Motor Magazine誌では、この記念すべき節目の年にゴルフ各モデルの実力を多角的に検証するマンスリーレポート企画をスタート。その第6弾は、ハッチバックの「eTSI Rライン」からヴァリアントの「TDI Rライン」へバトンタッチ。(Motor Magazine 2025年11月号を再構成 撮影:永元秀和)

ゴルフヴァリアントのTDIモデルに試乗

画像: ゴルフハッチバックよりはややマイルドになるが、Rラインなら専用チューンで走る楽しみが味わえる。

ゴルフハッチバックよりはややマイルドになるが、Rラインなら専用チューンで走る楽しみが味わえる。

ゴルフシリーズのマンスリーレポート第6回は、いよいよ待望のTDIモデル。試乗車はゴルフ ヴァリアント TDI Rラインだ。TDIにはスタイルやアクティブといったグレードも用意されているが、RラインはGTIやRを除く中で最上級に位置づけられ、価格ももっとも高い485万6000円となる。
 
フォルクスワーゲンのTDIといえば、力強い走りと優れた燃費性能を両立し、ロングドライブを得意とするユニットだ。Motor Magazine誌 2025年7月号で紹介したフォルクスワーゲンジャパン主催のTDI燃費チャレンジ企画では、同ユニットを積むTロックで26.9km/Lという好記録をマーク。ゴルフ ヴァリアント TDI Rラインでも他チームが26.7km/Lを記録しており、実用燃費への期待は大きい。

今回は都内での通勤からロングドライブまで1カ月間走り込んだ。その結果、走行距離も伸び、3554km走ったトータル平均燃費はカタログ値(WLTCモード20.1km/L)に迫る18.7km/Lを記録。これは十分に優秀な数値だと言える。また、燃費だけでなく、走行中の安心感もTDIの美点。タンク容量は51Lなので、この燃費だと自然と給油回数は少なく、長距離ドライブでも「まだ余裕がある」という心理的な安心感が旅の快適性を高めてくれる。

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