伝説として始まり、革新へと至ったスーパーカーたち。1970年代の懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまで紹介していこう。今回は、2023年に誕生した新たなフラッグシップで電動化モデルのランボルギーニ レヴエルトだ。

ランボルギーニ レヴエルト(LAMBORGHINI REVUELTO:2023〜)

画像: カタログモデルではランボルギーニのスーパースポーツ初のプラグインハイブリッド車となるレヴエルト。新時代の到来を感じさせる。

カタログモデルではランボルギーニのスーパースポーツ初のプラグインハイブリッド車となるレヴエルト。新時代の到来を感じさせる。

「コル・タウリ戦略」により、電動化を推し進めるアウトモビリ ランボルギーニ。2024年には全モデルを電動化(BEV化という意味ではない)、2025年にはCO2排出量を50%削減、さらに2030年には80%以上の削減を目指している。その初手として、ハイブリッドシリーズの第1号車として、そしてフラッグシップとして登場したのが「レヴエルト」だ。

レヴエルトは歴代のフラッグシップと同様にV12エンジンを搭載するが、プラグインハイブリッド車でもあり、これをランボルギーニでは「HPEV(ハイパフォーマンス・エレクトリファイド・ビークル)」と呼んでいる。

単体で825hpと725Nmを発生する6.5Lの自然吸気V12エンジンは、アヴェンタドールなどと同様にミッドシップ搭載されるが、これに3基のモーターが組み合わされる。そのうち1基は新開発の8速DCTと一体化されてエンジンの後ろに配置され、2基はフロントのEアクスルとなる。カウンタック以来トランスミッションがレイアウトされていたセンタートンネルには、リチウムイオン電池が搭載された。

画像: カーボン製のフードに覆われるエンジンルーム。ただしV12エンジンのヘッドカバーは完全に露出している。

カーボン製のフードに覆われるエンジンルーム。ただしV12エンジンのヘッドカバーは完全に露出している。

スタイリングは、歴代のフラッグシップモデルからインスパイアされつつ、フロントはY字型のシグネチャーランプやシャークノーズのフードなどが特長となっている。サイドビューでは、フロントのホイールアーチからサイドエアインテークへ流れるフィンとエアインテークのシャープな線が、フロントの矢のようなデザインと呼応している。リアは2つの六角形エキゾーストエンドと、完全に露出したV12エンジンが目を引く。

コクピットに目を移すと12.3インチのメーターディスプレイが、センターダッシュに8.4インチのディスプレイ、そして助手席前にも9.1インチのディスプレイが並び、ドライバーとコ ドライバーは同じ情報を同時に見ることができるようになっている。ステアリングホイールにはドライビングモードやリアウイングなどを操作できる4つのダイヤルが備わった現代的なものとなっている。

さらに、レヴエルトではランボルギーニ車で初めて、カメラ/レーダー/センサーなどの高度なシステムによる完全なADAS(先進運転支援システム)を採用した。まさに新時代のスーパーカーにふさわしい、ランボルギーニのフラッグシップである。

画像: メーターパネルは12.3インチのモニター、センターダッシュに8.4インチのディスプレイ、そして助手席にも9.1インチのディスプレイが並ぶ。

メーターパネルは12.3インチのモニター、センターダッシュに8.4インチのディスプレイ、そして助手席にも9.1インチのディスプレイが並ぶ。

ランボルギーニ レヴエルト(本国仕様) 主要諸元

●全長×全幅×全高:4947×2033×1160mm
●ホイールベース:2779mm
●車両重量:1772kg
●エンジン種類:60度V12 DOHC+モーター×3
●総排気量:6498cc
●最高出力:825hp/9250rpm
●最大トルク:725Nm/6750rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・75L
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:リア縦置きミッドシップ4WD
●タイヤサイズ:前265/30ZRF21、後355/25ZRF22

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