「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、2012年12月にMINIの限定モデルとして登場した「ジョンクーパーワークス GP」だ。

MINI ジョンクーパーワークス GP(2012年:限定モデル)

相変わらず日本で人気の高い輸入車といえば、MINI シリーズが挙げられるだろう。クラシックミニに対してBMW傘下となったMINIはモダンMINIと呼ばれているが、2006年に第2世代となり、ハッチバックやコンバーチブルに加えて、クラブマン、カントリーマン(日本名はクロスオーバー)、クーペロードスター、そしてペースマンと、豊富なバリエーションを展開している。

そんなMINIシリーズの中でも、ハイパフォーマンスラインとして根強い人気を誇るのが「ジョンクーパーワークス(以下、JCW)」だ。昨年(編集部註:2012年)10月にはオートマチックモデル(6速AT)を全ボディタイプに設定したほか、同年12月にはMINI 史上最速モデルとなる「JCW GP」を200台限定で導入するなど、ラインナップの充実化が図られている。

画像: ボディカラーは写真のサンダーグレーメタリックのみ。タイヤはJCW専用に開発されたというクムホ エクスタV700を軽量のアルミホイールに装着。

ボディカラーは写真のサンダーグレーメタリックのみ。タイヤはJCW専用に開発されたというクムホ エクスタV700を軽量のアルミホイールに装着。

そんなMINI JCWの最新ラインナップにサーキットで乗りまくれるということで、喜び勇んで参加することにした。試乗場所は、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイ。全長2436mのJAF公認サーキットで、メインスタンド前の直線は400mあり、前半は高速コーナーが続くが、後半は小さなRのコーナーが待ちかまえ、アップダウンもあるテクニカルコースだ。MINI JCWのパフォーマンスを味わうには、最適のコースといえるだろう。

まずは最初に慣らしも兼ねて、ベースモデル(とはいってもJCWだが)に乗っておきたいと思い、3ドアハッチバックのMINI JCWの6速MTモデルに乗り込む。試乗コースの路面は数日前の降雪の影響であいにくのフルウエット状態。それゆえ、車両重量は1200kgの小柄なボディには211psというハイパワーは少し持て余し気味だったが、それでもMTを駆使してサーキットでも軽快な走りを楽しむことができた。

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