ヒョンデのコンパクトBEV、インスタークロスの長期テストを2025年12月から開始している。第1回目となる今回、年末年始休暇中の稼働はなかったのだが、それでも走行距離は1200kmを超えている。寒さに負けず順調に走っている。

ルーフバスケットが雰囲気をタフ&ワイルドに変貌させた

画像: インスタークロスに装備されている大型のルーフラック。装着される装備類が似ているインスターラウンジとの車両重量差が10kgなのでそれがこのルーフラックの重さだと考えられる。

インスタークロスに装備されている大型のルーフラック。装着される装備類が似ているインスターラウンジとの車両重量差が10kgなのでそれがこのルーフラックの重さだと考えられる。

今回から、これまでのコナ Nラインに代わり、同じくヒョンデの電気自動車(BEV)、インスタークロスの長期テストを開始した。インスタークロスは、インスターのいちグレードとして追加されたもので、ひと目でわかるSUVルックスタイルでインスターと差別化されたモデルである。

インスタークロスを理解するには、インスターやコナと比べてみるとわかりやすい。まずは、インスターとインスタークロスの違いから書いてみたい。一番大きなところはエクステリアだろう。

インスタークロス専用バンパーやルーフバスケットを装着。こうした仕様によりタフ&アクティブな印象を強くしている。そしてこれがこのモデルの大きな特長となっている。これによりインスターより全長は15mm長く3845mmとなり、全高は100mm高い1715mmとなる。

こうした変更にともない車両重量も増えている。同じ駆動用バッテリーを搭載し、装備類の近いインスターラウンジと比べるとインスタークロスの車両重量は、+10kgの1410kgとなる。

インスター同様、インスタークロスに4WDの設定はない

大型ルーフバスケットを装備しているが、それほど大きな違いがないことがわかる。ちなみにインスタークロスはSUVのような外観だが、4WD仕様の設定はなく2WDのみで、インスターとは外観の違いだけなので室内スペースに変更はない。

画像: インスタークロスのリアドアに装着されるエンブレムには、INSTERが貼られている。CROSSの表記がどこにもないので、カジュアルやラウンジと同じくクロスはグレードのひとつというポジションだ。

インスタークロスのリアドアに装着されるエンブレムには、INSTERが貼られている。CROSSの表記がどこにもないので、カジュアルやラウンジと同じくクロスはグレードのひとつというポジションだ。

この車両重量の違いで走行可能距離も変わっている。同じ総電力量49.0kWhの駆動用バッテリーを積み、同じ85kWの最高出力、147Nmの最大トルクを発生するインスターラウンジとインスタークロスのWLTCモードの一充電走行距離は、インスターラウンジの458kmに対し、インスタークロスは393kmと65kmほど短くなる。

では、2025年12月まで1年間にわたり長期テストしていたコナ Nラインとはどのぐらいの違いがあるのだろうか。まずはボディサイズから。

コナ/インスタークロスは、全長が4385/3845mmで−540mm、、全幅は1825mm/1610mmで−210mm、全高1590/1715mmで+125mm、ホイールベースは2660/2580mmで−80mmある。

画像: インテリアにインスターとインスタークロスの違いは見られない。ナビやシートヒーター、バックモニターなどのADASもコンパクトクラスのレベルを超えた充実した装備類が魅力となっている。

インテリアにインスターとインスタークロスの違いは見られない。ナビやシートヒーター、バックモニターなどのADASもコンパクトクラスのレベルを超えた充実した装備類が魅力となっている。

コナもコンパクトで扱いやすいBEVだったが、インスタークロスはさらにコンパクトなので、日本の道路環境ではより扱いやすくなっていることがよくわかる。実際に運転するとこの効果は絶大。このあたりのことは追々、レポートしていきたい。

さらに車両重量は、1790/1410kgで−380kgとなる。搭載する駆動用バッテリーは64.8/49.0kWでWLTCモードの一充電航続距離は545/393kmで−152kmとなる。

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