現在発売中のMotor Magazine 4月号の特集は「ちょうどいい輸入車の選び方」。「ちょうどいい輸入車」の定義はいろいろあるにせよ、メルセデス・ベンツAクラスはそれに相応しいのではないか。いわゆるプレミアムの入門用であり、コンパクトという枠を超えた質感と走りを備える1台。なかでも今回紹介する「A200dアーバンスターズ」は装備も内容も充実した「賢い選択」なのかもしれない。メルセデス・ベンツのプレミアムコンパクトをいま選ぶ価値を、あらためて確かめてみた。
人気オプションを標準化したお買い得仕様
このアーバンスターズというモデルは、AMGデザインのフロントバンパーや18インチホイールをセットした「AMGラインパッケージ」と「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」といった人気オプションを標準装備した、いわば装備充実型の仕様となる。
インテリアも見どころで、ブラック/レッドのナッパレザーシートやヘアライン仕上げのアルミニウムインテリアトリムが上質さを演出し、ステッチや素材の質感からも作り込みの丁寧さが伝わる。運転席に座っても、決して古さは感じさせない。
シートとハンドルを合わせると自然に身体が収まる。ハンドルのテレスコピック調整幅やシートポジションの自由度の高さは、やはり輸入車らしい強み。大柄な人だけでなく小柄な人でもベストなポジションが得られるだろう。
デビュー当時話題を呼んだ「ハイ、メルセデス」。MBUXボイスコマンドはAクラスから始まった機能だ。試乗中も「◯◯へ行きたい。ごめん間違った、やっぱり△△で」なんて適当なオーダーにも即座に対応し、エアコンやオーディオ操作なども音声で可能。いまなお実用性は高い。ARナビゲーションも備わっているので、インフォテインメントの完成度は依然として第一線級である。
さらに、ストップ&ゴー時にブレーキを強く踏み込むことで作動するオートブレーキホールドや、ハンドルスイッチひとつで起動するACCなど、日常で役に立つ便利な装備が揃う点も好印象だ。

ブラック/レッドのレザーとヘアライン仕上げの金属パネルを組み合わせたインテリア。シームレスなメーター&センターディスプレイやMBUXを搭載したインフォテインメントシステムはいまだに古さを感じさせない。
