「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、2013年に2代目が日本デビューを果たした、ボルボ V40だ。

見た目も、走り味も変わった、まさに「新世代ボルボ」

そんな見た目と同じく、V40は走り味も変わった。直列4気筒DOHCの1.6Lターボエンジンに6速DCTを組み合わせたパワートレーンはパワフル。乗り味はしなやか、かつスポーティだ。ドライバーの意思通りに操れる性能が、グンと上がっているようだ。

中でも、特に目立つキーワードは「スポーティ」だ。アイドリングストップからのスタートは、少々元気が良すぎるように感じられることもあるほど、低速域からカッタルイ感じがなく、日本の交通事情に良く合っている。乗り心地は路面によってはやや硬めに感じるくらいで、誤解を恐れずに言うと、しなやかさだけならV60の方が上かもしれない。

画像: ダイナミックシャシの採用で乗り味はかなり引き締まっているが、不快な硬さではなくスポーティといった感じだ。

ダイナミックシャシの採用で乗り味はかなり引き締まっているが、不快な硬さではなくスポーティといった感じだ。

じつは、V40はダイナミックシャシを採用している。V60はアメリカ仕様などと同じコンフォートシャシを導入しているのに対し、V40は欧州仕様がそのままやって来ている。それゆえ、やや引き締まった感じが強いのだが、けっして不快な硬さではない。いわゆるスポーティという言葉にくくれる程度にまとめあげられている。

設定された多くの安全装備のうち、特にとり上げたいのが、新たに登場した歩行者エアバッグと、駐車場からバックで出る際に役立つクロストラフィック アラートだ。一部はオプションだが、全車速域での安全性が269万円から手に入るということになり、これはぜひ一度、検討すべき1台だ。

画像: 万一の時、ワイパーやAピラーに歩行者の頭がぶつからないようにする歩行者エアバッグの模型も試乗会場に展示された。

万一の時、ワイパーやAピラーに歩行者の頭がぶつからないようにする歩行者エアバッグの模型も試乗会場に展示された。

ボルボ V40 T4 SE 主要諸元

●全長×全幅×全高:4370×1785×1440mm
●ホイールベース:2645mm
●車両重量:1430kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1595cc
●最高出力:132kW(180ps)/5700rpm
●最大トルク:240Nm(24.5kgm)/1600-5000rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・62L
●JC08モード燃費:16.2km/L
●タイヤサイズ:225/45R17
●当時の車両価格(税込):309万円

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