電気自動車オーナーが気になる、次のクルマ候補なのかも
先日、よく行く充電スタンドで急速充電が終わったのでインスタークロスから充電ケーブルを外していると、隣の充電枠にいた日産 リーフのオーナーから声をかけられた。「これはこの前発表されたホンダの電気自動車ですか?」と。ヒョンデのHマークとホンダのHを勘違いしたのかもしれないが、ヒョンデとインスターの認知度はまだこれからだなと思いながらインスタークロスについて解説した次第である。

平均電費7.3km/kWの状態で80%まで急速充電すると走行可能距離は281kmと表示される。これはエアコンオフ時の走行可能距離で、同じ80%の充電量でも平均電費やエアコンオンではこの数値が異なることになる。
そのまま少し立ち話すると、リーフオーナー氏のインスタークロスへの興味は尽きないみたいで「満充電でどのくらい走ります?」、「(車両価格は)いくらぐらいですか?」、「これで5人乗れますか?」と質問が続いた。

平均電費7.3km/kWの状態で充電残量20%になると走行可能距離は65kmと表示される。ここで「充電ステーション検索」を選ぶと、近くの充電ステーションの候補が中央のディスプレイに表示される。
それぞれに「80%充電で280kmほどです。SOC20%で約60kmと表示されるので20〜80%の充電残量の中で200kmくらいを使って走ってから充電しています」、「このインスタークロスはクロスオーバーモデルなので370万円(正確には372万9000円・税込)ですけど、インスターなら280万円(同284万9000円)です」、「4人乗りですけど、4人乗っても室内は快適な広さがありますよ」と答えた。
リーフオーナー氏は、かなり満足できたようだ。電気自動車に乗ると、ガソリン車に戻ることがほぼなく、次も電気自動車を購入するパターンが多いと聞く。初代リーフに乗るリーフオーナー氏はそろそろ買い換えの時期、と考えているのかもしれない。次にこの充電スタンドで会ったときにどんな電気自動車に乗っているのだろうか、興味が尽きない。

充電ステーション検索画面では、距離の近い順番に30箇所が表示されるが、そこの充電スペースが空いているのか、充電スタンドが稼働しているのかなどの情報は表示されない、実際に行くと、充電スタンドが休止中ということもあるのでそんなときに慌てないよう、充電は余裕をもって行いたい。
同様のことが実は以前にもあった。高速道路PA/SAでの充電中に休憩から戻ってくると、インスタークロスを興味深くじっくりと眺めている人がいたのだ。そう、多くの人にインスタークロスは注目されるクルマなのである。

フロントフード下には充電システムやインバーターなどがぎっしりと詰め込まれている。ヒョンデの電気自動車コナにあるようなフロントトランク(フランク)はインスターとインスタークロスには採用されない。
ところで、インスタークロスの車両重量は1410kgと大型リチウムイオンバッテリーを搭載する電気自動車としてはかなり軽い方だと言える。自動車検査証には前軸重820kg、後軸重590kgと記載されている。フロントにエンジンを積んでいないものの、その代わりに充電システムやインバーター、電気モーターなどなどが搭載され、前輪にかかる重量の方が230kgほど重くなっているのである。
ちなみにインスターとインスタークロスを、同じ49kWhのリチウムイオンバッテリー搭載モデルで比較すると、ルーフバスケットを装着する分10kgほど車両重量が重くなる。当然、重量増や空力特性の変化などにより電費も違ってくるはずだが、インスタークロスの走行距離が気になるほど大きく変わっているという印象はない。

アナログ風のメーター表示。ドライブモードはNORMALとなる。

アナログ風のメーター表示。ドライブモードはSPORTとなる。

メーター表示をキューブにした場合。ドライブモードはNORMAL。

メーター表示をキューブにした場合。ドライブモードをSPORTにした時、一瞬写真のような表示になる。
