ワイド&ローを強調したプロポーションに上質なインテリア
Q3はアウディのCセグメントコンパクトSUVで、Q3スポーツバックはそのクーペSUVにあたる。初代は2011年に発表(日本仕様は2012年に発売)され、現行型は2018年に発表された2代目で、2019年にQ3スポーツバックも追加設定。日本仕様は2020年に同時に発売された。全世界で累計200万台以上販売された、アウディのベストセラーモデルだ。

水平に伸びるショルダーラインやブリスターフェンダーが車両全体に圧倒的な躍動感と立体感をもたらす。
3代目となった新型Q3(以下、SUV)/Q3スポーツバック(以下、スポーツバック)はワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーションとなり、八角形のシングルフレームグリルからテールランプに続くシャープな水平のショルダーラインや、初代クワトロを彷彿とさせる力強いブリスターフェンダーが特徴的だ。ボディサイズは従来型より、ひとまわり大きくなっている。
クーペSUVのスポーツバックは低く流れるようなルーフラインがエレガントで、SUVより全高が約30mm低められている。テールランプは上下に2分割され、細いライトストリップが全幅をシャープに横切る。空力性能と車両の静粛性は大幅に改善され、Cd値は0.30を達成している。ヘッドライトモジュールに2万5600個のマイクロLEDを搭載した、デジタルマトリクスLEDヘッドランプ(FF車はオプション)も目を引く。

上位モデル譲りのデジタルステージと、ステアリングコラム統合型シフターを採用したインテリア。
インテリアでは、ドアからダッシュボードまで結んだソフトラプデザインが心地よく広がるコクピットを形成している。11.9インチのバーチャルコクピットプラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成されるMMIパノラマディスプレイは、ドライバーオリエンテッドな曲線形状で視認性を操作性を高めている。
ステアリングホイールにはアウディで初めて2つのコラムレバーを統合し、右側はシフトセレクター、左側はターンシグナル/ライト/ワイパーを操作する。リアシートは前後スライド可能で、ラゲッジスペースはSUVが最大1386L、スポーツバックが最大1289Lを確保している。
FF車のパワートレーンは150ps/250Nmを発生する1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド、4WD車(クワトロ)は204ps/320Nmを発生する2Lガソリンターボを搭載し、いずれもトランスミッションは7速DCT(Sトロニック)を組み合わせる。

シート地はパッセージクロスで、前席は電動アジャストでヒーター内蔵。
エマージェンシーブレーキアシスト フロントやアダプティブクルーズアシスト、パークアシストプロなど、安全&運転支援装備も高いレベルで充実している。
車両価格は、Q3 TFSI 110kWアドバンスドの550万円からQ3スポーツバック TFSIクワトロ 150kWアドバンスドの628万円。ハンドル位置は、いずれも右のみ。
また、専用マットペイントを採用したラグジュアリーな200台限定の「Q3スポーツバック マットエディション(2Lターボ/4WD:778万円)」と、導入を記念した特別仕様の「ローンチエディション(1.5Lターボ/FF)」がQ3(636万円)とQ3スポーツバック(657万円)ともに設定されている。

稀少な純正マットペイントのマデイラブラウンマットを採用した、200台限定の「Q3スポーツバック マットエディション」。
アウディ Q3 TFSI 110kWアドバンスド<Q3スポーツバック TFSIクワトロ 150kWアドバンスド> 主要諸元
●全長×全幅×全高:4530×1860×1610<1570>mm
●ホイールベース:2680mm
●車両重量:1610kg<1700>
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1497cc<1984>
●最高出力:110kW(150ps)/5000-6000rpm<150(204)/4500-6000>
●最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpm<320(32.6)/1500-4400>
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きFF<フロント横置き4WD>
●燃料・タンク容量:プレミアム・58L<63>
●WLTCモード燃費:15.6km/L<12.1>
●タイヤサイズ:235/55R18
●車両価格(税込):550万円<628万円>




