「お待たせしすぎた・・・」そんな声すら聞こえてきそうなのが、日産エルグランドの16年ぶりのフルモデルチェンジである。2025年のジャパンモビリティショーで公開されて以来、心待ちにしていた人も多いだろう。新型が掲げるコンセプトは「遠出を楽しめるプレミアムグランドツーリングミニバン」。その言葉どおり、今回の試乗で強く印象に残ったのは、「ラグジュアリー」と「ロングツーリング性能」そしてドライバーズカーとしてのポテンシャルが高次元で両立されていたことだった。

もちろん、後席の快適性も抜かりなし

もちろん後席の快適性も抜かりない。日産初のスムースストップ機能による自然な減速制御に加え、2列目には大型キャプテンシートを採用。アームレストやオットマンはもちろん、前後スライド以外の主要機能は電動調整式で、メモリー機能まで備わる。

さらに2脚の間にはテーブルとドリンクホルダーを配置し、各席にはシートヒーターとベンチレーション、USBポートも用意。後席モニターやBOSEサウンドシステムなども含め、まさに至れり尽くせりの空間だ。ラグジュアリーミニバンとして求められる装備は、ほぼすべて揃っていると言っていい。

画像: 2列目には大型キャプテンシートを採用。肌触りの良いテーラーフィット素材のシートで、左右アームレストやオットマンも用意され、シートは電動調整式でポジションのメモリー機能まで備わる。

2列目には大型キャプテンシートを採用。肌触りの良いテーラーフィット素材のシートで、左右アームレストやオットマンも用意され、シートは電動調整式でポジションのメモリー機能まで備わる。

当然ながら価格も相応のものになるだろう。しかし、それに見合う価値と完成度を備えていることは間違いない。なにより印象的だったのは、しっかり「運転して楽しい」ことだ。

個人的に初代エルグランドを所有していた身としては、運転席でハンドルを握ったその感覚にどこか懐かしさを覚えた。快適性だけではなく、ドライバーの高揚感まで大切にする・・・その思想は、確かに初代から受け継がれている。元祖高級ミニバンの意地、王座奪還なるか。(撮影:平野 陽)

新型エルグランドのより詳しい試乗レポートは、もうまもなく発売の「Motor Magazine 2026年7月号 国産車大特集」に掲載。

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